「これだけやってるのに、なんで結果が出ないんだろう……」
机に向かう背中が、日に日に小さくなっていく気がする。
そんな焦りを感じたことはありませんか?
もしあなたが、大切なお子さんや、あるいはあなた自身に対して、
毎日**「頑張れ!」「もっと気合を入れて!」**と声をかけているなら。
ちょっとだけ、立ち止まって聞いてほしいんです。
その言葉、実は**「呪い」**になっているかもしれません。
「えっ、応援してるのに呪いってどういうこと?」
そう思いますよね。当然です。
私たちは子供の頃から、「頑張れば報われる」と教わってきましたから。
でも、ここだけの話。
**成績が面白いほど伸びる人たちは、「頑張れ」という言葉を使いません。**
その代わりに、ある「魔法の言葉(マントラ)」と、
日本古来の最強メソッド「予祝(よしゅく)」を使っているんです。
今日は、常識をひっくり返すお話をします。
読み終わる頃には、あなたの肩の荷がフッと降りて、
「あ、これでよかったんだ」と、未来が明るく見えているはずですよ。
それでは、まいりましょう。
なぜ、愛のある「頑張れ」が足を引っ張るのか?
少し想像してみてください。
あなたは今、満タンのリュックを背負って、急な坂道を必死で登っています。
息は切れ、足はパンパン。もう一歩も動けない……。
そんな時、横から大声でこう言われたらどうでしょう?
**「頑張れ! まだまだ行ける! もっと力を出して!」**
……どうですか?
元気が出ますか?
正直、「いや、もう頑張ってるよ! これ以上どうしろって言うの!?」と、
叫び出したくなりませんか?
これが、**「頑張れ」の正体**です。
「不足」を肯定してしまう怖いメカニズム
言葉にはエネルギーがあります。これを日本では古くから**「言霊(ことだま)」**と呼んできました。
スピリチュアルな話に聞こえるかもしれませんが、これはとても論理的な心理学の話でもあります。
「頑張れ」という言葉の裏側には、どんなメッセージが隠れていると思いますか?
それは、
**「今のままのあなたじゃダメだ」**
**「今のあなたは不足している」**
という強烈な否定のメッセージです。
「頑張れ」と言えば言うほど、脳は「ああ、自分はまだ足りないんだ」「もっと苦しまなきゃいけないんだ」と認識します。
するとどうなるか。
体は緊張し、呼吸は浅くなり、脳のパフォーマンスはガクンと下がります。
プレッシャーという名の「重り」を、さらに背負わせているようなものなんです。
親御さんや先生は、愛を込めて言っているつもりでも、
受け取る側にとっては**「今の自分を否定される呪いの言葉」**になりかねない。
これって、すごく悲しいすれ違いですよね。
日本古来の最強ロジック「言霊」の力を借りる
じゃあ、どうすればいいの?
黙って見ていろってこと?
いいえ、違います。
ここで登場するのが、**「言霊(ことだま)」の書き換え**です。
成績を爆上げする最強のマントラ。
それは、**「完了形」**と**「感謝」**で伝えること。
これから教える言葉を、嘘でもいいからつぶやいてみてください。
空気がガラッと変わるのが分かるはずです。
マントラ1:「よくリラックスできているね」
テスト前や勉強中、本人は無意識にガチガチになっています。
そこでかけるべきは、「集中しなさい!」ではなく、
**「すごい、今日はよくリラックスできているね」**
**「自分のペースをよく分かっているね」**
という言葉です。
たとえ、本人がちょっとダラけているように見えても、こう声をかけます。
これを言われると、脳は不思議な反応をします。
「え? 僕、リラックスできてるの?」
「私、自分のペースつかめてるんだ」
言葉が先にあって、現実は後からついてくる。
これが言霊の力です。
「リラックスできている」と言われることで、脳のα波が出て、本当に集中力が高まる状態(ゾーン)に入りやすくなるのです。
マントラ2:「合格してくれてありがとう」
これは、本人にかける言葉というより、親御さんや指導者が心の中で唱える(あるいは独り言でつぶやく)マントラです。
まだ結果が出ていないのに、
**「○○高校(大学)に合格してくれて、ありがとう」**
と、完了形で感謝します。
「そんなの、現実逃避じゃない?」
と思うかもしれません。
でも、考えてみてください。
「落ちたらどうしよう」「大丈夫かな」という不安の波動を送り続けるのと、
「もう大丈夫だ」と信頼して、感謝の波動を送るのと。
どちらが、本人の心を軽くするでしょうか?
成績が良い子の家では、不思議とこの「根拠のない安心感」が漂っています。
それは、言葉が作る空気感なんです。
「予祝(よしゅく)」で未来を先取りする儀式
さて、ここからが今日の本題。
さらに強力なテクニックをお伝えします。
それが**「予祝(よしゅく)」**です。
「予祝」って聞いたことありますか?
実は私たち日本人が、昔から当たり前のようにやっている行事があります。
そう、**「お花見」**です。
古代の日本人は、秋の豊作を願って、春のうちに「お酒を飲んで、満開の桜の下でお祝い」をしていました。
「今年も豊作だ! やったー!」と、先に祝ってしまうんです。
**「先に喜び、先に祝うことで、その現実を引き寄せる」**
これが予祝のテクノロジーです。
これを勉強や受験に応用しない手はありません。
今日からできる「合格祝い」ごっこ
私が実際にアドバイスして、偏差値を急上昇させた親子がやっていた「予祝儀式」を紹介します。
それは、**「エア焼肉」**です(笑)。
テストの結果が出る前、あるいは受験のずっと前に、
親子で夕食を囲みながら、こんな会話をするんです。
**親:「いや〜、まさか本当に第一志望に受かるなんてね! おめでとう!」**
**子:「ありがとう! 実は結構自信あったんだよね〜(笑)」**
**親:「すごいよ! 今日は最高のお祝いだ! 乾杯!」**
**子:「乾杯〜!!」**
コップに入っているのは普通のお茶で構いません。
メニューもいつもの野菜炒めでもいいんです。
大事なのは、**「感情」**を先取りすること。
「やったー!」という高揚感。
「よかった……」という安堵感。
脳は、現実と想像の区別がつきません。
この「喜びの感情」を味わったとき、脳のリミッターが外れます。
「自分は、合格する人なんだ」
というセルフイメージ(自己認識)が、カチッと書き換わる瞬間です。
このセルフイメージが出来上がると、不思議なことに、
「合格する人なら、これくらい勉強するのは当たり前だよね」
と、無理なく机に向かえるようになるんです。
努力根性で机に向かうのではなく、
**「合格した未来の自分」に引っ張られるようにして、勉強するようになる。**
これが、最強の成績アップ法です。
最後に:あなたはもう、そのままで完璧
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
もしかすると、あなたは今まで、
「自分がしっかりしなきゃ」
「もっと厳しくしなきゃ」
と、必死に頑張ってきたのかもしれません。
その愛情の深さは、本当に素晴らしいものです。
だからこそ、もう「頑張れ」と言わなくていいんです。
**「頑張れ」は、不足の確認。**
**「予祝」は、充足の先取り。**
言葉ひとつで、世界は変わります。
今日から、お子さんや、そしてあなた自身にかける言葉を変えてみませんか?
「まだダメだ」と尻を叩くのではなく、
「最高の結果になったね」と、先にニヤニヤしながら祝ってしまいましょう。
テストの点数が悪かった日でも、こう言ってみてください。
「おっ、これは大逆転合格へのドラマチックな伏線だね! ワクワクしてきた!」
そんなバカな、と思うかもしれませんが、
眉間にシワを寄せて悩むより、100倍ポジティブな結果を生みます。
あなたなら、大丈夫。
もう、最高の結果が出ることは決まっていますから。
さあ、今日はお祝いですね。
何に乾杯しましょうか?
あなたの(そしてお子さんの)最高に輝く笑顔を、
私もここから、先にお祝いさせていただきます。
**本当におめでとうございます!**

