「もう、一生覚えられないよ…!」
小学校4年生の息子、ハルが叫びました。
机の上には、真っ黒に塗りつぶされた漢字ノート。
何度も何度も、泣きながら練習した跡です。
私はそのノートを直視できませんでした。
「あんなに書いたのに、どうして?」
ハルの目から大粒の涙がこぼれ落ちます。
私も、胸が締め付けられる思いでした。
毎日、隣で必死に声をかけてきた。
「あと5回書こう」「丁寧に書こう」
でも、ハルのテストの点数は下がる一方。
勉強時間は増えているのに、結果が出ない。
そんな暗記の「泥沼」に私たちはいました。
