過保護とはどの程度の事かを学ぶ前に知っておくべき9つのポイント

 効果的な読書の方法は?!

 あなたのお子さん、「積読」になっていませんか…?

  1.読書の仕方アラカルト~音読・黙読・熟
    読・・・、つんどく?!~

 子供たちに与えられた多くの参考書・問題集・ワークブック・プリントの類、学校用塾用種々様々。子供のカバンが溢れ、机の上は所狭しとノータッチの積読(つんどくだけ)のものが?!

  2.情報のシャワーを浴びてはいけない

 確かに、勉強は一定の情報が必要であり最低必要限度の情報は揃えるべきです。しかし、有り余る情報は何かと思考の混乱を招き本来の学習意欲を阻害することも実際にあります。
 目の前にたくさんすぎる本が並ぶとどれを選びどれから始めたらいいか迷いやすいです。

 仮に一冊を手に読み進めても難しいい箇所にたどり着くとあきらめが生じ、中途半端なまま結局は他の本へ、という悪循環になりがちです。

  3.効果てきめん、1冊反復主義

 つまり、1冊の本を読破したという充実感を味わうことがなかなかできません。大切なことは、自分に合った適切な本を1冊選び、それを中心に家庭学習に励みことです。
 もちろん1冊だけということではなくてそれに準拠するワークブックやプリントなどもやらなければなりませんが、中心とする本は1冊が最適なのです。

 そして、それを何回も繰り返して使い切ることが大切です。心理学上、

 実際の効果はかなりあるとされています。反復をすれば、どこに何が書かれているか明白に記憶され、思い出す時は、ページ全体がイメージされやすくなり、書き込まれたいろいろな印などもその手助けになります。

 要は、習った内容をいかにまとめ整理するかということです。その時々の紋切り型の理解ばかりでは学習は体系的なものにはなりません。

 ご家庭でも、例えば今どんな本を中心にやっているのか確かめて使いやすいものを選ばせるのもご一考かと思われます。

   [個性」は宝物。大いに磨いてやって 

 当たり前のことですが、子供たちはそれぞれに親も環境も異なって生まれてきます。たとえ、兄弟姉妹でありながら、性格も才能も素質も得手不得手も違います。
 几帳面な子供。おおらかな子供。足の早い子供。器用な子供、不器用な子供。挨拶ができる子できない子。など実に様々です。

 大切なことは、それぞれの子供たちの「持ち味」を見出し伸ばし存分に発揮できる指導です。これこそ子供たちが真に生きる喜びや幸せを自身で感じ取り、将来的に一人の人間としての成功を導く契機になるのではないかと常に考えております。

  5.勉強する=豊かな人間性づくりへのプロセス

 勉強をするということは、もって生まれた子供たちの天分や素質が抑えられるのではなく、結果的に人間としての成長への一つの過程であって欲しいと心から願っております。

 勉強する中で自分の思うようにならない厄介で難解なこともあってしかりです。これを越えるために決して甘えは許されません。他のことは他に頼めても、目の前の問題と相対するのは自分以外のなにものもないのですから。

 厳しさや切なさ、あるいは孤独感を味わいながら机に向かっていることでしょう。
 

       6.過保護のデメリット

 心を不安定にする要因はたくさんありますが、イライラが募り親に反抗したりする子供がいます。過保護に育てられた自立心が乏しく過敏で神経質な子供ほどこの傾向が著しいようです。

 必要以上にかまわない。できるだけ子供の尺度に合わせる。子供の個性を見抜きバックアップする、そんな家庭づくりに努めましょう。

  7.自己肯定が自尊心を高める

 一つの方法として、少なくとも家族の中では自分だって大切な存在なんだ、という子供が自分を肯定できるように心がけることです。

 今の子供たちは、ありのままの自分を肯定されることが少ないようです。「~がまだ足りない、~ができたらいいのに」という何事においても条件付きで認められることが多すぎる嫌いを感じるのは私だけでしょうか。

  8.無条件の承認が子供自身の自尊心を高める

 「あなたがここにいる、それが一番大事。それこそが、親には価値があるのよ」という無条件の肯定をもっと私たち大人は子供に与えるべきではないでしょうか。
 無条件の承認を与えられる子供は、自己評価を高く保ち、自尊心を維持していけることができるでしょう。

 さらにもう一つの過保護にならない子育ての方法は、大いに自己主張をさせることです。自分の考えを相手にはっきりと正確に伝える習慣を作るということです。
 例えそれが間違っていようと子供が自分の意見として臆せず表明できる、そして話し合うことの大切さを教えて下さい。
 

  9.子供の自信づくりは、親の聞き上手

 子供が、自分の意見を言えるようになるためには、親がそれをよく聞いてあげることが必要です。親が最初から子供に通り一遍の答えを与えることではなくて、子供が自分の考えをまとめられるように手を貸してあげることが大切です。

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