確かに人生は一回だけですが、その人生を変える チャンスって一度きりじゃありません。物事をどんだけポジティブに捉えられるかということが人生を好転させるチャンスに転化するんです。
考え方が変われば行動が変わる
いきなりですが、もし1週間後が締め切りの切羽詰まった仕事があったら、あなたが「うゎ~~~、あと1週間しかない」と考えるのか「ま~だ1週間もある」と考えるのか、この考え方の違いで取り組み方が変わってくるのは明白です。
つまり、考え方が変わることによって、伴う行動が必然的に変わってくるわけです。
良き行動の効果の積み重ねが良き習慣化されるのも自分次第
そしてその先の目標は明確にする、な~んて(もちのろん)耳タコかもしれませんが、多くの先人たちの賢明な教えを現代も私たちが知ることができるのは、それが実際に検証され効果が実証されてるからなんですね。
もちろん、自分に合うか合わないかは自分の判断に委ねられますが、何も実行してないのに習慣化なんてすることはできないのは当たり前です。
目標設定には必ず計画性が必要である
例えば、受験生が入試合格に向かって、または大人が心機一転新しい資格取得のために勉強しなければならない場合、試験はいつなのか?本番までに残された時間はどれくらいなのか?今の自分の実力は?最低合格ラインは?期限までに何をどうする必要があるのか、はっきりとさせなければ何をするべきなのかわからないまま一向に前に進むことができません。
闇雲に無計画に勉強をはじめても、いつまでにどれくらいのレベルになる必要があるのかという目標設定さえわからないのですから、漠然としたまま継続することはできません。
さらに、この資格取得の結果、どんな未来が待っているのかまで具体的なイメージができるとモチベーションが萎えないので習慣化しやすくなります。
勉強もダイエットも目に見える目標の作り方が効果的
例えば、ダイエットなんかの場合を例に取り上げてみましょう。
どうしても振り向いてほしい彼に告白するために、ダイエットをはじめたとします。
まず一番に実行することは、目標マイナス10㎏、ウエストマイナス10㎝と目標を紙に書いて絶対目につくところに貼るんです!(トイレは意外とおすすめ)
かなり簡単で基本的過ぎますが、受験勉強やビジネスの目標など極めてビッグな目標は視覚刺激用に掲げると効果的です。特に、スマホの待ち受けなんかにバーンと夢や目標を設定して毎日眺めればモチベーションアップになりますね。
具体的なイメージ化は目標達成の有効な手段である
次に、男女にかかわらず、なりたい体型や憧れのモデルさんや痩せたら着てみたい洋服の写真や切り抜きもなども貼っちゃいましょう。
大切なことは、文字の羅列で追い込むだけではなくこんな体型になりたい!と楽しいイメージを膨らませることです。
特に女性は、素敵な洋服を着て大好きな彼とデートするシーンを思い浮かべながら実践すると継続して頑張れると思います。
目標を明確にして、目標を達成後の未来をリアルにイメージすることからはじめてみましょう。
達成までの行動をルーティン化すると気持ちは楽になる
目標が明確になったら、するべきことが見えてきます。そのやるべきことを1ヶ月、1週間、1日とできるだけ短いスパンで細分化していきます。
例えば、資格試験なんかのテキストが5冊あったら、試験まで残り半年だとすると1ヶ月に1冊こなせば5ヶ月で一通り目を通すことができます。そして、残りの1ヶ月は総まとめとして、演習問題に取り組んだり苦手な部分の復習に充てたりすればいいわけです。
そして、テキスト1冊が30ページであれば、1日1ページ進めば問題なさそうですよね。一見、膨大な量に見えるテキストの山も細分化していくと1日たったの1ページ取り組めばいいことがわかります。1ページならそんなに苦にならないですね(そうなんです、小さなことからコツコツと、です)。
具体的なことをルーティン化すると毎日が充実する
1日にするべき量が見えてきたら、自分の1日の生活行動の流れのどこらへんで取り組むかを考えていきます。例えば、早起きが得意であれば、出社前の1時間を資格試験の勉強に充てるとか。自分は夜型だから寝る前がいいのであれば、寝る前に勉強するとか。生活スタイルに合わせてルーティン化できるよう組み込んでしまいましょう。
できれば、朝起きて顔を洗ったり寝る前に歯を磨くように考えなくても自然と行動してしまうレベルまで持っていけると最高です。そのためには、自分の1日を細かく分析して、自然としてしまっていること、流れるようにルーティンが決まっているものの前後に時間を確保できないか考えてみてください。
ずるずると惰性で見てる悪しき習慣のテレビの時間をそのまま勉強時間に充てられるとベストですが、テレビ好きの人からすると苦痛になって続かなくなる要因にもなりかねません。いつも3時間見ているなら、せめてそのうちの1時間を勉強に充てようなど無理のない設定からはじめていきましょう。
人は突然すぎる変化には対応できないので、少しずつ今の生活から勉強時間を捻出する方法を考えるといいですね。