勉強より大事?入試当日の右脳スイッチ

カレンダーの日付を見るたびに、
私の心臓のほうが
「キュッ」と音を立てそうです(笑)

毎朝、お子さんの
背中を見送りながら、

「あと少し、頑張れ」
「風邪ひかないで」
「当日は実力が出せますように」

そんな祈るような気持ちで
過ごされているのではないでしょうか。

ここまで来たら、
もう「詰め込み」は十分。

最後に私たちが子供に渡せる
最強の武器は、
参考書でも単語帳でもありません。

それは、
**「迷った時に正解を選ぶ力」**
だと思うんです。

いわゆる**「勘」**とか
**「直感」**と呼ばれるものですね。

「え、最後は運任せ?」

と思われたかもしれません。
でも、これ、ただの神頼みではないんです。

今日は、試験当日に
お子さんが持っている実力を
120%引き出すための、

**【右脳スイッチ】**

のお話をしようと思います。

これを読んで、
当日の朝、お母さんが
「ある言葉」をかけるだけで、
お子さんの点数が変わるかもしれません。

少し長くなりますが、
温かいお茶でも飲みながら
リラックスして読んでみてくださいね☕️

真っ白」になるのは、左脳がパンクしているから

こんな経験、ありませんか?

「あんなに覚えたのに、
テストが始まった瞬間、
頭が真っ白になっちゃった…」

子供がそう言って
肩を落として帰ってくる姿。
胸が痛みますよね。

これ、実は
脳の仕組みで説明がつきます。

論理や計算、記憶を司る
**「左脳」**が、
緊張とプレッシャーで
オーバーヒートしている状態なんです。

「思い出さなきゃ!」
「間違えちゃダメだ!」

そう思えば思うほど、
左脳はガチガチに固まって、
引き出しが開かなくなってしまいます。

受験勉強って、基本的には
この「左脳」を鍛える作業ですよね。

でも、当日に必要なのは、
パンパンに詰まった左脳を
**「リラックスさせて、スムーズに取り出す力」**。

そのカギを握るのが、
イメージやひらめきを司る
**「右脳」**なんです。

右脳は、
リラックスしている時に活性化します。
そして、膨大なデータの中から
瞬時に答えを導き出すのが得意。

よく、
「テスト終了のチャイムが鳴った瞬間に
答えを思い出した!」
なんてこと、ありますよね?

あれは、試験が終わって
「ふぅ」と緊張が解けた瞬間に、
右脳スイッチが入ったからなんです。

だとしたら。

**試験中に、そのスイッチを**
**意図的に入れられたら**
**最強だと思いませんか?**

 

最後の1点は「直感」が連れてくる

実は「勘」というのは、
いい加減なものではありません。

これまで積み重ねてきた
何千時間という勉強量。
解いてきた何万問という問題。

それらが脳の奥底に
データベースとして眠っています。

迷った時、
「なんとなく、これな気がする」
というのは、

脳がその膨大なデータから
一瞬で検索をかけて、
「これが一番正解に近いよ!」
と教えてくれているサインなんです。

これを、スピリチュアルな言葉で
「運」と呼ぶ人もいれば、
脳科学的に
「直感力」と呼ぶ人もいます。

どちらにせよ、
**「考えすぎて迷った時は、最初の直感が正しい」**
というのは、
受験界隈ではよく言われるセオリー。

当日の極限状態では、
論理的にこねくり回すよりも、
パッと浮かんだイメージを信じる勇気が
「合格」への最後の1点を
もぎ取ってくれることがあります。

では、どうやって
その「右脳スイッチ」を
オンにすればいいのでしょうか?

試験当日の朝からできる、
簡単な**3つの魔法**をご紹介します✨

 

①試験当日の朝は「左手」を使う

これはすぐにできる
簡単な脳トレのようなものです。

人間の体は、
右半身は左脳に、
左半身は右脳につながっています。

普段、右利きの多い私たちは、
どうしても左脳ばかり使いがち。

だからこそ、
**試験当日の朝は、**
**意識して「左手」を使わせてみてください。**

例えば、
・朝ごはんのパンを左手で食べる
・歯磨きを左手でやってみる
・ドアのノブを左手で回す

「わー、なんか変な感じ!」
「うまくできない〜(笑)」

そんなふうに、
親子で笑いながらやるのがポイントです。

いつもと違う刺激が指先から伝わり、
眠っていた右脳が
「お、出番か?」
と目を覚まします。

さらに、
**「左手を動かすと、ヒラメキの神様が降りてくるんだって!」**
なんて、ちょっと楽しく伝えてあげると、
子供は素直に信じるもの。

この「信じる気持ち」もまた、
プラシーボ効果として
大きな力を発揮してくれます。

 

②会場に向かう道では「勉強禁止」

不安だからといって、
会場に向かう電車やバスの中で
参考書を必死に見直していませんか?

これ、実は逆効果になることが
多いんです。

直前まで文字(左脳の情報)を詰め込むと、
脳が疲労した状態で
試験開始を迎えることになります。

移動中は、
**「右脳タイム」**に切り替えましょう。

おすすめは、
**「好きな音楽を聴くこと」**や
**「景色をボーッと眺めること」**。

歌詞のないインストゥルメンタルや、
テンションの上がる曲を聴いて、
イメージの世界に浸るんです。

そして、子供にこう言ってみてください。

「今、脳みそを休めてるんだよ。
スポーツ選手が試合前に
ストレッチするのと同じ。
今休めておくと、本番でフル回転するからね」

もし可能なら、
**「合格した瞬間のガッツポーズ」**
を具体的にイメージさせてみてください。

掲示板の前で番号を見つけた自分。
スマホで「合格」の文字を見た自分。
飛び上がって喜んでいる自分。

右脳は、
「現実」と「鮮明なイメージ」の
区別がつきにくいと言われています。

先に「喜びの感情」を味わうことで、
脳は「あ、自分は合格するんだ」と錯覚し、
リラックスして本領を発揮できるモードに
切り替わるんです。

 

③試験直前の「0.5秒ゲーム」

最後は、
試験が始まる直前に
思い出してほしいテクニックです。

名付けて
**「0.5秒ゲーム」**。

マークシートなどで、
「うーん、2番かな、3番かな…」
と迷った時。

論理的に答えが出せないなら、
もう迷う時間はムダ。

**「パッと見て、0.5秒で光って見えた方を選ぶ!」**

これをお子さんと
約束しておいてください。

家で過去問を解く時に、
遊び半分で練習してみるのもおすすめです。

「はい、どっち!」
「こっち!」

というように、
反射神経で答える遊びです。

「ママ、意外と当たるんだけど!」
となればしめたもの。

**「迷ったら、自分の右脳を信じる」**

このルールを決めておくだけで、
試験中の
「どうしよう、わからない…」
というパニックを防ぐことができます。

「わからなかったら、直感で選べばいい」
という逃げ道があるだけで、
心に余裕が生まれて、
結果的にケアレスミスも減るんです。

 

お母さんの笑顔が最強の「お守り」

ここまで、
右脳を活性化させる
ちょっとしたコツをお伝えしてきましたが、

実は、一番強力な
右脳活性化の方法があります。

それは……

**お母さんの「笑顔」と「大丈夫」の一言です。**

子供は、お母さんの感情を
驚くほど敏感に察知します。
これは「ミラーニューロン」という
脳の働きによるもの。

お母さんが
「落ちたらどうしよう」
と青い顔をしてガチガチになっていると、
その緊張はそのまま子供に伝染します。

逆に、お母さんが
「なんとかなるでしょ!」
と、どーんと構えてニコニコしていれば、
子供の脳も
「あ、ここは安全な場所なんだ」
と判断して、リラックスモードになります。

リラックスモードこそが、
直感(右脳)が最大稼働する状態。

だから、当日の朝、
玄関で送り出す時は、

「忘れ物ない?!」
「見直ししっかりね!」
「字は丁寧に!」

なんて、
うるさい小言は全部飲み込んで。(笑)

とびっきりの笑顔で、
こう言ってあげてください。

**「ママの勘だけど、今日の〇〇はツイてる気がする!」**
**「楽しんでおいで!」**

根拠なんてなくていいんです。
お母さんの「勘」は、
子供にとって絶対的な予言になります。

 

最後に

受験は、
これまでの努力の集大成。

でも、その努力を
100%結果に結びつけるための
「最後のピース」は、
意外と**「遊び心」**の中にあったりします。

ガチガチの左脳モードから、
ふっと力を抜いた右脳モードへ。

試験当日、
お子さんが机に向かった時、
ふと朝の「左手の歯磨き」を思い出して
クスッと笑えたら。

その瞬間、
奇跡のスイッチが入るはずです。

大丈夫。
あんなに頑張ってきたんですから。
あとは、その背中に
ちょっとした「良い運気」を乗せて
送り出してあげましょう。

サクラ、咲きますように🌸

心から応援しています!