夏休みの勉強はどうすればいい?小学校高学年のおすすめ学習法

 夏休みは、小学校高学年にとって大切な学習のチャンスです。しかし、長い休みだからこそ、計画的に勉強を進めることが必要です。

 そこで、夏休みの勉強計画の立て方やおすすめの学習法について、参考になる記事を紹介します。

夏休みの勉強計画の立て方

 夏休みの勉強計画を立てるときには、以下の3つのポイントに注意しましょう。

  • 夏休みにやることを書き出す
  • 勉強の進め方を親子で話し合う
  • 子どもの勉強への関わり方を検討する 

夏休みにやることを書き出す

 夏休みにやることとしては、学校の宿題や塾の予定だけでなく、遊びや旅行などの楽しい予定もありますよね。それらをすべて書き出して、カレンダーに書き込んでみましょう。

 そうすると、夏休みにやることが一目で分かりますし、やらなくてはならないこととやりたいことのバランスも考えやすくなります。

 書き出したら、予定を詰め込みすぎないように注意しましょう。特にお出かけなど予定のある日は、朝の勉強だけするなど、無理しない程度にしましょう。

 また、お子さんが興味を持ったイベントや体験なども積極的に取り入れてあげると、夏休みを楽しく充実させることができます。

勉強の進め方を親子で話し合う

 夏休み中の勉強は、親が決めて押し付けるのではなく、お子さんと一緒に話し合って決めることが大切です。話し合う内容としては、以下のようなものがあります。

  • 勉強は1日どのくらいするか
  • 塾の日の家庭学習はどうするか
  • 同じ科目を続けて勉強するか、科目を変えながら勉強するか
  • どんな教材や問題集を使うか
  • どんな方法で勉強するか(暗記する、音読する、解く、説明するなど)

 話し合うときには、お子さんの意見を尊重しつつ、親も自分の考えやアドバイスを伝えましょう。

 また、話し合った内容は紙やホワイトボードなどに書き出しておくと、お子さんも覚えやすくなります。

子どもの勉強への関わり方を検討する

 夏休み中の勉強では、親が子どもに対してどんな関わり方をするかも重要です。高学年になると、反抗期に入って親の言うことを聞かないお子さんもいるかもしれません。その場合は、親が関わることと子どもが自分ですることを明確に分けて、子どもに任せる部分を多くするといいでしょう。

 親が関わることとしては、以下のようなものがあります。

  • 1日の勉強範囲を伝える
  • 今日勉強する教材を準備する
  • クイズを出す
  • 子どものアウトプット(説明)を聴く
  • 間違った問題の記録と分析

 子どもが自分ですることとしては、以下のようなものがあります。

  • 勉強の範囲を確認し、スケジュール表に計画を書き込む
  • 自分が立てた予定どおり勉強を進める
  • 丸つけと間違った内容の見直しをする

 親が関わることは、子どものやる気や理解度を高めることや、間違いや苦手な部分をフォローすることに重点を置きましょう。子どもが自分ですることは、自主性や責任感を育むことに重点を置きましょう。

夏休みのおすすめ学習法

  夏休みの勉強計画が決まったら、実際に勉強を始めましょう。しかし、ただ教科書や問題集に目を通すだけでは、効果的な学習にはなりません。そこで、夏休みの勉強におすすめの学習法を紹介します。

苦手克服と基礎固め

 夏休みは、これまでの学習で苦手になっている部分や基礎が不十分な部分を克服するチャンスです。苦手な教科や単元は、テストや問題集などでチェックして特定しましょう。

 そして、その問題を解けるようになるためには、どんな知識や技能が必要かを考えて、何度も繰り返し学習しましょう。
 苦手克服や基礎固めには、以下のような教材や方法がおすすめです。

  • 教科書やワークブックで基本事項や例題を復習する
  • 塾や通信教育で配布されたプリントやテキストで補充学習する
  • インターネットで動画や音声で解説を聞く
  • 学校や塾で配布されたテストや模試で間違えた問題を見直す
  • 見直しノートや間違いノートを作って復習する 

    応用問題への挑戦

     基礎固めができてきたら、少しずつ応用問題にも挑戦してみましょう。応用問題は、難易度が高いだけでなく、思考力や応用力が求められます。応用問題に取り組むときには、以下のようなポイントに注意しましょう。

  •  問題文をよく読んで大事な情報や条件を抜き出す
  •  問題の種類や解き方の手順を考える
  •  必要な公式や計算式を思い出す
  •  答えを導き出すために計算や推論をする
  •  答えが合っているか確認する

     応用問題に挑戦するときには、自力で解くことにこだわりすぎないことも大切です。どうしても分からない問題は、模範解答や解説を見て理解してから再挑戦してみましょう。また、同じようなタイプの問題を複数解くことで、応用力を身に付けることができます。
     応用問題に挑戦するには、以下のような教材や方法がおすすめです。

    • 塾や通信教育で配布された応用問題集やテキストで学習する
    • インターネットで動画や音声で解説を聞く
    • 学校や塾で配布されたテストや模試で応用問題を解く
    • オンライン学習サービスでレベルの高い問題に挑戦する

    アウトプット重視の学習

     夏休みの勉強では、インプットだけでなくアウトプットも重視しましょう。アウトプットとは、自分が学んだことを言葉や文字で表現したり、他人に説明したりすることです。

     アウトプットすることで、自分の理解度や間違いやすい点が明確になりますし、記憶にも定着しやすくなります。

    まとめ

     楽しみながら効果的に勉強することができれば最高ですね。ぜひこの記事を参考にして、夏休みを有意義に過ごしてください。

    教科書やワークブックの内容を音読する問題集やテキストの内容を要約して書く親や友達に教える役割をして説明する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)