子どもが勉強に興味を持たない、やる気がない、成績が伸びない……。そんな悩みを持つ親御さんは多いと思います。しかし、子どもの勉強への姿勢は、親の心がけや関わり方によって大きく変わります。
今回は、子どもが勉強が好きになるように、やる気を引き出す親の心がけについてご紹介します。
1.子どもの興味や好奇心を大切にする
子どもは本来、興味や好奇心を持って世界を探求する生き物です。しかし、学校の勉強は、子どもの興味や好奇心と必ずしも一致しないことが多くあります。そのため、子どもは勉強に対してネガティブな感情を抱くようになります。
そこで親ができることは、子どもの興味や好奇心を大切にすることです。子どもが何に興味を持っているか、何に関心を示すかを観察し、それに応じて話題を提供したり、質問したり、関連する本や動画を紹介したりしましょう。
また、子どもが自分で調べたいと思ったら、インターネットや図書館などの情報源を教えてあげましょう。
このようにして、子どもの興味や好奇心を育てることで、子どもは自分から学びたいという意欲を持つようになります。そして、その意欲は学校の勉強にも波及し、成績向上につながります。
2.子どもの努力や成果を認めて褒める
子どもが勉強する理由の一つは、親や先生から認められたいという気持ちです。しかし、親はついつい子どもの成績や点数に目が行きがちで、努力や成果を見過ごしてしまうことがあります。
また、褒めるときも、「できるようになったね」という結果だけを褒めるのではなく、「頑張ったね」という過程も褒めることが大切です。
そこで親ができることは、子どもの努力や成果を認めて褒めることです。子どもが勉強した時間や内容を確認し、それに対して具体的に褒めましょう。例えば、「今日は30分間集中して算数の問題を解いていたね。すごいね!」、「漢字テストで満点だったんだね。前回よりも10点上がってるね。よく頑張ったね!」などです。
このようにして、子どもの努力や成果を認めて褒めることで、子どもは自信や達成感を得ることができます。そして、その感情は勉強へのモチベーションになります。
3.子どもの自主性や責任感を尊重する
子どもが勉強する理由のもう一つは、自分で決めた目標や計画に沿って行動したいという気持ちです。しかし、親はついつい子どもに勉強方法や時間を指示したり、口出ししたりしてしまうことがあります。これでは、子どもは自分で考えたり決めたりする機会を失ってしまいます。
そこで親ができることは、子どもの自主性や責任感を尊重することです。子どもに自分で勉強する目標や計画を立てさせましょう。そして、それに対してアドバイスやサポートはするけれど、最終的な判断は子どもに任せましょう。
また、子どもが目標や計画に沿って行動したら、それを評価しましょう。
このようにして、子どもの自主性や責任感を尊重することで、子どもは自分で考えたり決めたりする力を養うことができます。そして、その力は勉強だけでなく人生全般において役立ちます。
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まとめ
以上、子どもが勉強が好きになるように、やる気を引き出す親の心がけについてご紹介しました。要約すると、
●子どもの興味や好奇心を大切にする
●子どもの努力や成果を認めて褒める
● 子どもの自主性や責任感を尊重する
という3つのポイントです。これらの心がけを実践することで、親子関係も良好になりますし、子どもの学力向上だけでなく人間力向上にも貢献します。
是非お試しください!