上手な子育てのコツは「3つの法則」を知ること?!子育てが上手い人の共通点とは?
子育ては、親にとって一生の課題です。子供の成長を見守り、幸せに育てるためには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?今回は、子育てが上手い人に見られる「3つの法則」をご紹介します。これらの法則を知って、子育ての悩みを解決し、楽しく子育てをしましょう!
日常生活と勉強をリンクさせる
子育てが上手い人の特徴の一つは、日常生活と勉強をリンクさせることができることです。子供にとって、学校で学ぶことは、なかなか身近に感じられないことも多いでしょう。しかし、日常生活に学校で学んだことを応用する機会を作ることで、学習内容がより理解しやすくなり、記憶にも残りやすくなります。また、日常生活で学んだことを学校で活かすことで、学習意欲も高まります。さらに、学校で学んだことを使うことは、社会に出た時に必要な「思考力や応用力」を育てることにもつながります。
では、具体的にどのように日常生活と勉強をリンクさせることができるのでしょうか?ここでは、代表的な例をいくつか紹介します。
足し算引き算を勉強したら、子供に買い物をお願いする
買い物をするときには、予算を決めておきます。子供には、予算内で買い物をするように指示します。そうすると、子供は足し算を使って、買い物の合計金額を計算する必要があります。また、会計のときには、お釣りのコインが少なくなるように、引き算を使って、支払い方を考える必要があります。
これらのことは、子供にとって、足し算引き算の実践的な応用です。計算がまだできない子供でも、お金を使うことで、数の感覚を養うことができます。小さいうちから、買い物に挑戦させてあげましょう。
時刻と時間を勉強したら、子供にスケジュール管理をさせる
時刻と時間は、日常生活で欠かせないものです。しかし、子供は時計を見る習慣がなかったり、時間の感覚が曖昧だったりすることがあります。そこで、子供にスケジュール管理をさせることで、時刻と時間の理解を深めることができます。
具体的には、朝一でその日の予定を手帳に書かせます。そして、その予定に沿って行動するように促します。また、その日の夜には、実際に行ったことも手帳に書かせます。これにより、子供は時計を見て行動する習慣がつきますし、何分後や何分前などの時間の表現も自然と身につきます。
このように、子育てが上手い人は、日常生活と勉強をリンクさせることで、子供の学力や能力を高めています。
ほめることを忘れない
子育てが上手い人の特徴のもう一つは、ほめることを忘れないことです。みなさんは、1日の中で子供をほめる回数と叱る回数、どちらが多いでしょうか?子育てが上手い人は、ほめる回数の方が圧倒的に多いです。叱る回数の方が多いと思われた方は、是非意識的にほめるポイントを探してみてください。
ほめることの効果は、とても大きいです。ほめられると、子供は自信がつきますし、やる気も出ます。また、ほめられることで、親との信頼関係も強まります。さらに、ほめられることで、子供は自分の良いところや得意なことを見つけることができます。これらのことは、子供の成長にとって、非常に重要です。
では、具体的にどのようにほめることができるのでしょうか?ここでは、代表的な例をいくつか紹介します。
子供の努力や成果を認める
子供が何かに挑戦したり、成果を出したりしたときには、その努力や成果を認めてほめてあげましょう。例えば、「今日は一生懸命勉強したね。すごいね!」「この絵、とても上手だね。色使いが素敵だね!」などと言ってあげましょう。ただし、ほめるときには、ほめることだけに集中しましょう。「よく頑張ったね!もっと頑張ればもっと良い点がとれるよ!」と言ってしまうと、子供は不安やプレッシャーを感じてしまいます。ほめるときは、ほめることにフォーカスしましょう。
子供の個性や特徴を褒める
子供は、自分がどんな人間なのか、自分の価値は何なのか、ということを探しています。そこで、親が子供の個性や特徴を褒めることで、子供は自分のアイデンティティを確立することができます。例えば、「君はとても優しいね。友達のことを思いやれるんだね」「君はとても創造的だね。いつも面白いアイデアを出してくれるね」「君はとても勇敢だね。怖いことにも挑戦するんだね」などと言ってあげましょう。
これらの言葉は、子供にとって、自分の個性や特徴を認められることで、自信や自尊心を高めることになります。また、子供は親の言葉に影響されやすいので、親が子供の良いところを褒めることで、子供は自分の良いところを伸ばそうとする姿勢も育ちます。
このように、子育てが上手い人は、ほめることを忘れないことで、子供の心と能力を育てています。
自分に矢印を向ける
子育てが上手い人の特徴のもう一つは、自分に矢印を向けることです。子供が勉強が出来ないことや、正しい生活習慣が身に付いていないことなどを、子供自身の責任にしてはいけません。もちろん本人自身に原因があることもあるとは思いますが、「なんでこんなことが分からないの!」「まだまだ努力がたらないのよ!」「集中しなさい!」などと口で叱っても、それは本人のモチベーションを下げてしまうだけです。
こういった場合、子育て上手な人は、口で指摘するのではなく、自分に矢印を向け、自分自身に出来ることにフォーカスします。
例えば、子供が集中して勉強できないのであれば、集中出来ない理由を考え(本人の努力が足りないという結論はNG)それを取り除く施策を親自身が実行することが大切です。
色々なところに目移りをしてしまう子には、勉強をする机やテーブルの上をきれいに片付けたり、壁の掲示物など撤去したりする必要があるかもしれません。また、そもそも教材が子供の習熟度に合っていないことが理由であることもあります。そんな場合は、教材の難易度や量を変えてあげることが必要でしょう。
子育ては焦らず心にゆとりを
今回は、「子育て上手な人の3つの法則」と題して、子育てに大切な3つの要素をご紹介してきました。子育ては親の思い通りにはいかないものです。子供にプレッシャーをかけ焦らせても、また、みなさん自身が焦っても良い結果は生まれません。心にゆとりを持って、子供と向き合いましょう。