小学5年生の自由研究おすすめテーマ8選!

 自由研究のテーマに悩んでいる小学5年生の皆さん、こんにちは。

 夏休みの宿題として自由研究をすることになったけど、どんなテーマにしたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

 自由研究は、自分の興味や好奇心を満たすだけでなく、学校で学んだことを深めたり、新しい発見や知識を得たりするチャンスです。しかし、テーマが決まらないと、自由研究が楽しくなくなってしまいますよね。

 そこで、この記事では、小学5年生におすすめの自由研究テーマを8選ご紹介します。実験や工作、社会や生活に関する調査など、さまざまなジャンルから選びました。どれもやり方やポイントを詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。それでは、早速見ていきましょう。

1. ペットボトルロケットを作って飛ばそう

 発泡入浴剤を使ってペットボトルロケットを作り、空高く飛ばしてみましょう。発泡入浴剤が溶けると二酸化炭素が発生し、ペットボトル内の圧力が上がります。その圧力を利用してロケットを打ち上げる仕組みです。

 この実験では、発泡入浴剤の量や水の量、ペットボトルの形や大きさなどがロケットの飛距離にどのように影響するかを調べてみましょう。

材料

発泡入浴剤(粒タイプ)
●ペットボトル(500mlで炭酸飲料用)
●レジ袋などのポリ袋
●ビニールテープ
●園芸用支柱(長さ1m程度のもの)2本

作り方

●ペットボトルに発泡入浴剤を半分入れる。
●ペットボトルに水を1/4から1/3まで入れたら、すぐに園芸用支柱を差し込み逆さまにする。
●発泡入浴剤から泡が出て、ペットボトルが飛ぶ。

ポイント

●実験は人がいない広い場所で行いましょう。
●飛距離を測るときはメジャーやテープなどを使って正確に計りましょう。
●発泡入浴剤や水の量を変えて何回か試してみましょう。
●ペットボトルの形や大きさも変えて比較してみましょう。

2. クレーンゲームを作って遊ぼう

 クレーンゲームはゲームセンターで人気のあるアトラクションですが、自分で作って遊ぶこともできます。

 ダンボールと突っ張り棒、クリップなどを使ってクレーンゲームを作り、景品を取る仕組みを理解しましょう。

 この工作では、突っ張り棒の動きやクリップの形などがクレーンゲームの難易度にどのように影響するかを考えてみましょう。

材料

●ダンボール(大きめのもの)1個
●突っ張り棒(細いタイプがおすすめ)1本
●糸
●クリップたくさん
●景品となるもの

作り方

●ダンボールを組み立て、突っ張り棒を動かす部分の両サイドと、正面部分、景品の取り出し口の4か所をカッターで四角く切り取る。
●クリップをJの字に曲げる。
●クリップ1つにテープで糸をつけ、突っ張り棒につける。
●景品にクリップをつける。
●突っ張り棒を左右に動かし、くるくる回すと糸が上下するので、クリップにひっかけるようにして景品を取る。
●景品がひっかかったら、取り出し口の上に動かし、突っ張り棒を回しきって取り出し口に落とす。

ポイント

●クリップは大きさや形を変えて難易度を調整できます。
●景品は軽くて小さなものがおすすめです。
●突っ張り棒は滑らかに動くように調整しましょう。

3. ロックキャンディーを作ってみよう

 ロックキャンディーは砂糖水から結晶ができるお菓子です。砂糖水の濃度や温度、結晶化する時間などがロックキャンディーの大きさや形にどのように影響するかを調べてみましょう。

 この実験では、砂糖水に竹串や糸などを入れておき、結晶ができる様子を観察します。色や味も変えて楽しみましょう。

材料

●砂糖
●水
●鍋
●耐熱性の容器(コップやビンなど)
●竹串や糸など
●食用色素や香料(あれば)

作り方

●鍋に水と砂糖を入れて火にかける。水1リットルあたり砂糖800グラムくらいが目安です。沸騰したら火からおろす。
●容器に砂糖水を入れる。色や味をつけたい場合は食用色素や香料を加える。
●竹串や糸などにも少し砂糖水をつけて容器に入れる。
●竹串は容器の口にテープで固定する。糸は重りをつけて垂らす。
●容器にラップやふきんなどをかぶせて暗く涼しい場所に置く。数日から数週間後に結晶ができる。

ポイント

 砂糖水は濃くするほど結晶が早くできますが、あまりに濃すぎると結晶が小さくなります。逆に薄すぎると結晶ができにくくなります。濃度を変えて比較してみましょう。

 砂糖水の温度も結晶に影響します。温かい砂糖水は冷めると結晶ができやすくなります。冷たい砂糖水は温めると結晶が溶けやすくなります。温度を変えて比較してみましょう。

 結晶化する時間も結晶に影響します。時間が長いほど結晶が大きくなりますが、あまりに長すぎると結晶が壊れたり、カビが生えたりする可能性があります。時間を変えて比較してみましょう。

4. マッチ箱でカメラを作ってみよう

 マッチ箱と針穴でカメラを作って写真を撮ってみましょう。マッチ箱の中に写真用紙を入れ、針穴から光を入れることで、外の景色が写真用紙に映し出される仕組みです。

 この工作では、針穴の大きさや位置、露光時間などが写真の明るさや鮮明さにどのように影響するかを調べてみましょう。

材料

●マッチ箱(小さいもの)1個
●針
●アルミホイル
●セロハンテープ
●黒い紙
●写真用紙(白黒のもの)
●暗室用の赤い電球(あれば)

作り方

●マッチ箱の内側に黒い紙を貼り、光が漏れないようにする。
●マッチ箱の一方の側面に針で小さな穴をあける。
●アルミホイルを切って針穴の上に貼り、セロハンテープで固定する。
●アルミホイルにも針で小さな穴をあける。これがレンズになります。
●マッチ箱の反対側の側面に写真用紙を貼る。
●マッチ箱の上下にも黒い紙を貼り、開閉できるようにする。
●暗室でマッチ箱を開けて写真用紙を入れ、閉じる。
●明るい場所でマッチ箱を構えて被写体を向ける。
●黒い紙を開けて光を入れる。数秒から数分間露光する。
●黒い紙を閉じて光を遮断する。
●暗室でマッチ箱を開けて写真用紙を取り出し、現像液と定着液に浸す。
●乾かしたら写真の完成です。

ポイント

 針穴は小さいほど写真が鮮明になりますが、暗くなります。大きいほど写真が明るくなりますが、ぼやけます。針穴の大きさを変えて比較してみましょう。

 針穴の位置も写真に影響します。中央にあると写真が正しく映りますが、ずれると写真が歪みます。針穴の位置を変えて比較してみましょう。

 露光時間も写真に影響します。長いほど写真が明るくなりますが、過露光になると白くなります。短いほど写真が暗くなりますが、不足露光になると黒くなります。露光時間を変えて比較してみましょう。

5. マスクの効果を調べてみよう

 マスクは新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症の予防に役立つと言われていますが、本当に効果があるのでしょうか。

 マスクの種類や着用方法、使用期間などがマスクの効果にどのように影響するかを調べてみましょう。この調査では、マスクを着用したときとしなかったときの呼気中の水分や細菌の量を測定し、比較します。

材料

●マスク(不織布製や布製などの種類を用意する)
●ペットボトル(500mlで透明なもの)2本
●カッター
●サランラップ
●ゴムバンド
●ティッシュペーパー
ペットリ dish(あれば)
培地(あれば)
●顕微鏡(あれば)

作り方

●ペットボトルの底をカッターで切り取る。
●サランラップをペットボトルの口にかぶせ、ゴムバンドで固定する。
●ティッシュペーパーをサランラップの上に置く。
●マスクを着用した状態で、ペットボトルの底から息を吹き込む。10回繰り返す。
●ティッシュペーパーを取り出し、水分や汚れの有無を確認する。
●ペットリ dishに培地を入れ、ティッシュペーパーを培地に押し付ける。
●ペットリ dishにフタをして暗く涼しい場所に置く。数日後に細菌の増殖状況を観察する。
●同じ手順でマスクを着用しなかった場合や、別の種類のマスクを着用した場合も行う。
●ティッシュペーパーやペットリ dishの結果を比較する。

ポイント

 マスクは呼気中の水分や細菌を捕らえることで感染症の予防に役立ちます。ティッシュペーパーやペットリ dishでその効果を確認できます。

 マスクは種類や素材によって効果が異なります。不織布製は布製よりも水分や細菌を通しにくいと言われています。マスクの種類を変えて比較してみましょう。

 マスクは正しく着用することが重要です。鼻や口をしっかり覆い、隙間がないようにしましょう。マスクの着用方法を変えて比較してみましょう。

 マスクは使用期間にも注意しましょう。汚れたり湿ったりしたら効果が低下します。マスクの使用期間を変えて比較してみましょう。

6. バナナの皮で紙を作ってみよう

 バナナの皮は捨てるものと思われがちですが、実は紙を作るのに使えます。バナナの皮に含まれる繊維を水と混ぜてすりつぶし、乾かすことで、独特の風合いの紙ができる仕組みです。

 この工作では、バナナの皮の量や水の量、乾かす時間などが紙の厚さや強度にどのように影響するかを調べてみましょう。

材料

●バナナの皮(黒くなっていないもの)たくさん
●水
●ミキサー
●ザル
●布
●アイロン(あれば)

作り方

●バナナの皮を洗って切り刻む。
●ミキサーにバナナの皮と水を入れて撹拌する。バナナの皮1カップあたり水2カップくらいが目安です。
●ザルに布を敷いてバナナのペーストを流し込む。水分が切れるまで待つ。
●布ごとバナナのペーストを平らな板に移す。
●布をはがしてバナナのペーストを乾かす。自然乾燥でもよいですが、アイロンで乾かすと早くできます。
●乾いたら紙の完成です。

ポイント

 バナナの皮は多いほど紙が厚くなりますが、乾かす時間も長くなります。少ないほど紙が薄くなりますが、破れやすくなります。バナナの皮の量を変えて比較してみましょう。

 水は少ないほど紙が強くなりますが、ミキサーで撹拌しにくくなります。多いほど紙が柔らかくなりますが、水分が切れにくくなります。水の量を変えて比較してみましょう。

 乾かす時間は長いほど紙がしっかりしますが、色が変わったり、カビが生えたりする可能性があります。短いほど紙がやわらかくなりますが、湿気で戻ったりする可能性があります。乾かす時間を変えて比較してみましょう。

7. 紙コップで電話を作ってみよう

 紙コップと糸で電話を作って会話してみましょう。紙コップに穴をあけて糸を通し、両端に持って引っ張ることで、音波が糸に伝わる仕組みです。

 この工作では、糸の長さや種類、紙コップの大きさや素材などが電話の音質にどのように影響するかを調べてみましょう。

材料

●紙コップ(大きさや素材の違うものを用意する)
●糸(長さや種類の違うものを用意する)
●針
●ビニールテープ

作り方

●紙コップの底に針で小さな穴をあける。
●糸を穴に通して結ぶ。
●糸の反対側にも同じように紙コップをつける。
●糸を引っ張ってピンと張る。
●一方の紙コップに話しかけて、反対側の紙コップで聞く。

ポイント

 糸は長いほど音が小さくなりますが、遠くまで届きます。短いほど音が大きくなりますが、近くでしか聞こえません。糸の長さを変えて比較してみましょう。

 糸は太いほど音が鮮明になりますが、重くなります。細いほど音がぼやけますが、軽くなります。糸の種類も影響します。木綿や毛糸は音を吸収しやすく、ナイロンや金属は音を反射しやすいです。糸の太さや種類を変えて比較してみましょう。

 紙コップは大きいほど音が大きくなりますが、重くなります。小さいほど音が小さくなりますが、軽くなります。紙コップの素材も影響します。紙やプラスチックは音を伝えやすく、スチロールや金属は音を反射しやすいです。紙コップの大きさや素材を変えて比較してみましょう。

8. ビーズでブレスレットを作ってみよう

 ビーズは色や形が豊富で、アクセサリー作りに最適です。ビーズと糸でブレスレットを作ってみましょう。

 ビーズを糸に通して並べて結ぶことで、オリジナルのブレスレットができる仕組みです。この工作では、ビーズの色や形、パターンなどがブレスレットのデザインにどのように影響するかを調べてみましょう。

材料

ビーズ(色や形の違うものを用意する)
●糸(長さや種類の違うものを用意する)
●はさみ

作り方

●糸を手首に巻いて長さを測る。余裕を持って切る。
●ビーズを好きな順番で糸に通す。
●両端を結んでブレスレットにする。

ポイント

 ビーズは色や形で印象が変わります。明るい色や丸い形は可愛らしく、暗い色や角ばった形はクールに見えます。ビーズの色や形を変えて比較してみましょう。

 ビーズはパターンで雰囲気が変わります。同じ色や形のビーズを並べるとシンプルに見えますが、色や形を交互にすると華やかに見えます。ビーズのパターンを変えて比較してみましょう。😊

まとめ

 この記事では、小学5年生におすすめの自由研究テーマを8選ご紹介しました。実験や工作、社会や生活に関する調査など、さまざまなジャンルから選びました。どれもやり方やポイントを詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。

 自由研究は、自分の興味や好奇心を満たすだけでなく、学校で学んだことを深めたり、新しい発見や知識を得たりするチャンスです。夏休みの宿題として自由研究をすることになったけど、どんなテーマにしたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

 この記事がそんな方のお役に立てれば幸いです。それでは、楽しく自由研究をしてみましょう。😊

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