机の上、片付けるな。「隠す」だけで成績上がるズルい方法

毎日、机に向かっている。
テスト前は必死に教科書を読んでいる。
それなのに、成績が上がらない。

「自分には才能がないのかな」
「やっぱり、頭が悪いのかもしれない」

もしあなたが今、そんなふうに自分を責めているなら、今すぐその思考を停止してください。断言します。あなたが悪いのではありません。

**悪いのは、あなたの「机の上」です。**

親や先生はよく「机の上をきれいに整理整頓しなさい」と言いますよね。でも、ハッキリ言います。勉強のために「整理整頓」なんてしなくていい。あんな面倒なこと、受験生やテスト期間中の学生がやるべきことじゃありません。

必要なのは、整理することではなく**「隠す」**こと。
たったそれだけで、あなたの脳みそが勝手に「天才モード」に切り替わる、少しズルい方法をお教えします。

なぜ、あなたの脳は「勉強する前」に疲れてしまうのか?

「さあ、勉強しよう」と椅子に座った瞬間、なんとなくやる気が出ない。数分おきにスマホが気になり、気づけば漫画に手が伸びている。
これはあなたの意志が弱いからではありません。脳の仕組み上、仕方のないことなのです。

スマホの「バックグラウンドアプリ」と同じ現象が起きている

机の上を見てください。
教科書、ノート、プリントの山。飲みかけのペットボトル、お気に入りのフィギュア、絡まった充電ケーブル。

実は、人間の脳は**「目に入ったもの」をすべて無意識に処理し続けています。**

たとえあなたが「数学の問題」を見ていても、視界の端に「読みかけの漫画」が入っていれば、脳のメモリの何割かはそちらに奪われています。「あ、あれ続きどうなったっけ?」「いやいや、今は勉強だ」と、無意識下で葛藤し、エネルギーを垂れ流しているのです。

これは、スマホで**大量のアプリをバックグラウンドで起動したまま重いゲームをしようとしている状態**と同じ。
動作が重くなるのは当たり前ですよね?

机の上が散らかっている=脳のメモリがパンパンの状態。
これでは、どんなに必死に単語を覚えようとしても、脳に入っていくスペースがありません。「努力が報われない」のではなく、**「努力を受け止めるためのメモリが残っていない」**のです。

「整理整頓」しようとするから、失敗する

「じゃあ、片付ければいいんでしょ?」と思ったあなた。
ここで多くの人が罠にかかります。

「片付け」は、実はめちゃくちゃ脳を使います。「このプリントは要るかな?」「このペンはどこにしまおう?」と判断の連続だからです。勉強する前にそんなことをしたら、勉強用のエネルギーが枯渇してしまいます。

だから、**「片付け」ようとしてはいけません。**
きれいに並べる必要もないし、断捨離もいりません。

必要なのは**「視界から消す」**。ただそれだけです。

誰でも即実践できる「強制一点集中」のズルい環境設定

では、具体的にどうすればいいのか。
明日から、いや今この瞬間から成績を変えるための具体的なアクションをお伝えします。

鉄の掟。「今やる1教科」以外は、すべて視界から消せ

人間の脳は、マルチタスク(同時進行)ができません。
「数学」をやると決めたら、机の上に置いていいのは**「数学の問題集、ノート、今使うペン1本」**だけです。

これ以外は、徹底的に排除してください。
* 次の時間にやる英語の教科書? 隠してください。
* 筆箱? 中身が気になって触ってしまうので、引き出しの中へ。
* スマホ? 視界に入るだけで集中力が落ちるという研究結果があります。部屋の外か、布団の下へ。

極端だと思うかもしれませんが、これが**「一点突破」**です。
視界に入る情報を「今解くべき問題」だけに限定したとき、脳は逃げ場を失い、目の前の情報処理にフルパワーを使うようになります。これを「ゾーンに入る」と言います。

スポーツ選手が試合中に感じるような、周りの音が聞こえなくなるほどの集中力。あれは才能ではなく、**「余計な情報が入らない環境」**があれば誰でも作り出せるのです。

魔法のアイテム「とりあえずBOX」を用意しよう

「隠せと言われても、しまう場所がない」
そんな人のために、最強の裏技を紹介します。

大きめのダンボール、あるいは洗濯カゴでも何でも構いません。
**「とりあえずBOX」**を一つ用意してください。足元に置くのがベストです。

勉強を始める前、机の上にある「今使わないモノ」を、すべてその箱にガサッと放り込んでください。
きれいに並べる必要はありません。投げ入れるだけでOK。そして、その上から布でも掛けて中身が見えないようにしてしまいましょう。

これで、机の上は更地になります。
所要時間はたったの10秒。

「片付け」だと30分かかりますが、「隠す」なら10秒です。
勉強が終わったら、また元のカオスな机に戻してもいい。でも、勉強しているその1時間だけは、あなたの視界には「勉強」しか映らない状態を作るのです。

その「集中力」は、才能ではなく環境で作れる

これまであなたが「自分は集中力がない」「頭が悪い」と悩んでいた時間の正体は、単なる**「ノイズ処理による脳のバッテリー切れ」**でした。

机の上にあるノイズを「隠す」だけで、あなたの脳は驚くほど軽くなります。
今まで1時間かかっていた課題が、30分で終わる感覚。
読んだ文章が、乾いたスポンジが水を吸うようにスルスルと頭に入ってくる快感。

それは、あなたが本来持っていた力です。
あなたは、あなたが思っているよりもずっと賢いし、能力がある。ただ、その力を発揮する場所が少し散らかっていただけなのです。

さあ、今すぐ足元に箱を用意して、机の上のものを全部放り込んでみてください。
そして、たった一冊のノートだけを机に置いてみてください。

その瞬間、あなたの部屋はただの子供部屋から、最強の学習コックピットに変わります。
ズルいくらいに結果が出る快感を、ぜひ味わってください。