母の日にカーネーションを贈る本数と色の意味

カーネーションを贈る理由

 母の日にカーネーションを贈る習慣は、日本では昭和初期に始まりました。
 そのきっかけは、アメリカで母の日の創始者とされるアンナ・ジャービスさんが、亡くなった母親の好きだった白いカーネーションを教会で配ったことです。  
 カーネーションは「女性の愛」「感謝」「純粋な愛情」などの花言葉を持ち、母親への感謝や尊敬の気持ちを表すのにふさわしい花とされています。

贈る本数は何本がいい?

 母の日に贈るカーネーションの本数には、特に決まりやルールはありません。1本でも100本でも問題ないということです。ただし、バラと違ってカーネーションは本数によって花言葉が変わらないので、あまり本数にこだわる必要はないかもしれません。
 予算や好みに合わせて選ぶのがおすすめです。また、お花屋さんに予算を伝えれば、見栄えよく整えてくれますよ。

カーネーションの色の意味

 カーネーションは色によっても意味や花言葉が変わります。母の日に贈るカーネーションの色は、お母さんとの関係性や伝えたいメッセージによって選ぶと良いでしょう。以下に代表的な色とその意味や花言葉を紹介します。

 赤 :「母への愛」「真実の愛」「情熱」
 白 :「私の愛情は生きている」「尊敬」「純潔の愛」
ピンク:「感謝」「気品」「熱愛」
オレンジ:「純粋な愛」「あなたを熱愛します」「清らかな慕情」
 紫 :「誇り」「気品」
 青 :「永遠の幸福」

 注意したい色もあります。黄色は「軽蔑」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」などネガティブな花言葉が多く、母の日に贈るには不向きです。
 また、黒や茶色は「死」「悲しみ」など暗いイメージが強く、同様に避けた方が良いでしょう。

まとめ

 母の日にカーネーションを贈ることは、母親への感謝や尊敬の気持ちを表す素敵な方法です。カーネーションは本数によって花言葉が変わらないので、予算や好みに合わせて選ぶことができます。
 色によっても意味や花言葉が変わるので、お母さんとの関係性や伝えたいメッセージによって選ぶと良いでしょう。
 赤や白、ピンクなどは定番の色ですが、オレンジや紫、青などもおすすめです。
 ただし、黄色や黒、茶色などはネガティブなイメージが強いので避けた方が良いでしょう。
 母の日にはカーネーションを贈って、お母さんに日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。

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