こんにちは!
毎日、本当にお疲れ様です。
コーヒー片手に、ちょっと一息ついていますか?☕️
さて、今日は我が家の**「息子の受験」**について、どうしても書き残しておきたい出来事があったので更新します。
実は先日、塾の三者面談があったんです。
今の時期の面談なんて、正直、**恐怖**でしかありませんよね…😭
模試の結果はE判定のオンパレード。
息子のやる気スイッチはどこにあるのか行方不明。
家の中は常にピリピリモード。
「きっと、志望校を変えろと言われるんだろうな…」
「家での指導が足りないと怒られるかな…」
そんなふうに胃を痛くしながら向かった面談室で、塾の先生から**思いもよらない一言**を言われ、私、いい大人が人目もはばからず号泣してしまいました。
今日は、その時のお話と、そこから私が学んだ**「受験生の親としてのメンタルの保ち方」**についてシェアさせてください。
同じように受験生のサポートで心が折れそうなママパパの心に、少しでも届きますように。
模試の結果を見るたびに深まる「家庭内の溝」
まずは、ここ数ヶ月の我が家の惨状を聞いてください💦
息子は中学3年生。いよいよ受験本番が迫ってきています。
もともと勉強が大好き!というタイプではないのですが、夏休み明けくらいから、明らかに成績が伸び悩んでいました。
模試の結果が返ってくるたびに、偏差値のグラフを見てはため息をつく私。
**「ねえ、本当に分かってる?」**
**「スマホばっかり見てないで、単語の一つでも覚えたら?」**
**「〇〇君はもっと頑張ってるらしいよ」**
言っちゃいけないと分かっているのに、口を開けば出てくるのは小言ばかり。
息子も息子で、反抗期真っ只中。
「うるせーな!今やろうと思ってたんだよ!」
とドアをバン!と閉めて部屋に閉じこもる毎日。
夕食の時間は無言。
聞こえるのは食器がカチャカチャと鳴る音だけ。
**「私はただ、息子の将来が心配なだけなのに」**
**「どうして私の気持ちは伝わらないんだろう」**
夜、布団に入ってから「また今日も怒っちゃったな…」と自己嫌悪に陥る日々が続いていました。
私が焦れば焦るほど、息子との距離はどんどん開いていくような気がして、本当に辛かったです。
受験は「団体戦」なんて言いますが、我が家は完全に**「家庭内別居」ならぬ「家庭内冷戦」状態**でした。
恐怖の三者面談、そして予想外の展開
そんな最悪な雰囲気のまま迎えた、塾の三者面談。
教室に入ると、ベテランの室長先生が笑顔で迎えてくれましたが、私はもう緊張でガチガチ。
息子は不貞腐れた態度で、私の隣にドカッと座りました。
先生はまず、最新の模試データを見せながら、淡々と現状を分析し始めました。
「数学のここが弱点ですね」
「英語は長文読解のスピードを上げる必要があります」
厳しい現実を突きつけられるたびに、私の心は沈んでいきます。
やっぱり、志望校は無理なのかもしれない。
私のサポート不足だ。
この子が勉強しないせいだ。
いろんな感情が渦巻いて、思わず私は先生に食って掛かるように言ってしまったんです。
**「先生、家では本当にスマホばかりで全然勉強しないんです!」**
**「私が何を言っても聞く耳を持たなくて…このままだと本当にどこも受からないんじゃないかって、もうどう接したらいいか分かりません…」**
堰を切ったように、息子への不満と自分の不安をまくし立ててしまいました。
隣で息子が「チッ」と舌打ちするのが聞こえました。
先生は、私が話し終わるまで静かに頷いて聞いてくれました。
そして、私と息子を交互に見つめ、真っ直ぐ私の目を見てこう言ったんです。
**「お母さん。〇〇君は、塾では誰よりも最後まで残って自習室で戦っていますよ」**
え…?
さらに先生は続けました。
**「家でダラダラしてしまうのは、家がお母さんの作ってくれた『安心できる場所』だからです。外で戦って傷ついた羽を休めているんですよ」**
そして、私が涙腺崩壊することになった**あの一言**をおっしゃいました。
**「お母さんは、もう十分すぎるほど頑張っています。焦らなくて大丈夫。〇〇君にとって、お母さんが笑顔でいてくれること以上の『合格祈願』はないんですよ」**
涙が止まらなかった理由と気づき
その言葉を聞いた瞬間、張り詰めていた糸がプツンと切れて、涙がポロポロとこぼれ落ちました。
私はずっと、**「息子の成績が上がらないのは私のせい」**だと思っていました。
もっとお尻を叩かなきゃ、もっと管理しなきゃ、と必死でした。
でも、先生は見ていてくれたんです。
息子が外では必死に頑張っていることを。
そして、私自身も苦しみながら頑張っていることを。
**「お母さんが笑顔でいること以上の合格祈願はない」**
この言葉が、胸に深く突き刺さりました。
ここ最近の私、一度でも息子の前で心から笑っていただろうか?
「勉強しなさい」という鬼のような形相ばかり見せていなかったか?
隣を見ると、不貞腐れていたはずの息子が、バツが悪そうに少し俯いて、でも小さく頷いているのが見えました。
その時、ハッと気付いたんです。
**息子も不安だったんだ**、と。
親の私が不安でグラグラしていたら、子供だって不安になりますよね。
私がどっしりと構えて、「大丈夫!」と笑っていなければ、息子は安心して受験という戦場に向かえないんです。
帰り道、冷たい風が吹いていましたが、心は少し温かくなっていました。
「夕飯、何食べたい?」と聞くと、息子はボソッと「…ハンバーグ」と答えてくれました。
久しぶりに、普通の会話ができた気がしました。
受験生の親ができる「3つのメンタルサポート術」
この面談以来、私は意識をガラリと変えました。
**「勉強を教える(管理する)」のはプロである塾にお任せして、私は「環境を整える(応援する)」ことに徹しよう**と決めたんです。
そこで、私が実践して効果があった、そして先生のアドバイスも取り入れた**「受験生の親ができること」**を3つにまとめてみました。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです✨
1. 「女優」になりきる!不安は子供に見せない
これが一番大事で、一番難しいことかもしれません。
模試の結果が悪くても、倍率が高くても、子供の前では**「あら、そう。でも大丈夫よ、なんとかなる!」**と、根拠がなくてもいいから**女優になって演じ切る**こと。
親の不安は、驚くほど子供に伝染します。
逆に、親が「あなたなら大丈夫」と信じてドーンと構えていると、子供は「自分は大丈夫なんだ」と自己肯定感を保つことができます。
不安になったら、トイレやお風呂で一人で解消するか、パートナーや友人に愚痴りましょう!
子供の前では「太陽のようなお母さん」を演じましょう。(たとえ演技でも、続けていると本当にそうなってきます!)
2. 「勉強しなさい」を「お疲れ様」に変換する
「勉強しなさい」と言われて「よしやるぞ!」となる子供はいません(笑)。
これはもう、100回言って効果がなかった私が保証します😂
代わりに、塾から帰ってきた時や、部屋から出てきた時に**「今日もお疲れ様」「頑張ってるね」**と声をかけるようにしました。
先生が言っていたように、家は「戦場」ではなく「充電基地」。
ガミガミ言う監視役ではなく、温かい飲み物を差し出すマネージャーのような立ち位置に変えました。
不思議なことに、私がガミガミ言わなくなってからの方が、息子は自分から机に向かう時間が増えたんです。
**「信頼されている」**と感じることで、責任感が芽生えたのかもしれません。
3. 温かくて美味しいご飯を作る(胃袋を掴む!)
結局、母親ができる最強のサポートはこれに尽きます。
勉強のことは分からなくても、栄養バランスの良い食事を作ることはできます。
特に、**「温かいもの」**は心身をリラックスさせる効果があるそうです。
具沢山のお味噌汁、消化の良い雑炊、好きな具材を入れたお鍋。
「美味しいね」と言いながら一緒にご飯を食べる時間を作ることで、張り詰めた緊張感がふっと緩みます。
言葉で励ますよりも、好物の唐揚げを山盛りにする方が、思春期の男子には愛が伝わる気がします(笑)。
最後に:春は必ずやってくる
あの面談から数週間。
正直、まだ成績は乱高下していますし、不安が完全に消えたわけではありません。
でも、**家の中の空気は劇的に良くなりました。**
私が笑顔でいることが増えたせいか、息子もリビングで冗談を言うようになりました。
「塾の先生がさ〜」と、外での話をしてくれるようにもなりました。
結果がどうなるかは、まだ分かりません。
でも、もし望んだ結果にならなかったとしても、**「お母さんは僕を信じて応援してくれた」**という記憶は、きっと息子のこれからの人生の糧になると信じています。
塾の先生のあの一言。
**「お母さんは、もう十分頑張ってますよ」**
この言葉を、今、画面の前で戦っている全ての受験生ママ・パパに送りたいです。
子供のために悩み、苦しみ、涙を流せるあなたは、もう十分すぎるほど素晴らしい親です。
だから、どうかご自身を責めないでくださいね。
まずは、お母さんが美味しいコーヒーを飲んで、リラックスして笑顔になること。
それが、案外一番の「特効薬」かもしれません🌸
受験本番まであと少し。
体調管理に気をつけながら、一緒に乗り越えていきましょうね!
春にはみんなで笑っていますように✨

