内申点を上げたい中3|提出物チェック表と質問の仕方

夜の9時。中学3年生の子どもが定期テスト前の課題を前に、「これ提出したっけ?」「期限いつだっけ?」と慌てている。親のあなたが「提出物ちゃんと出しなさい」と言っても、子どもは「出してるつもり」と答えるだけで、後から未提出や再提出が発覚する。内申点に直結するとわかっていても、提出物の管理がうまくいかず、テスト勉強に集中できない…そんな焦りが続いていませんか。

内申点を上げたい中3にとって、提出物は実は大きなポイントです。しかし、期限や未提出・再提出を頭の中だけで管理しようとすると漏れやすくなります。A4の紙1枚で作る「提出物チェック表」と、先生への上手な質問の仕方を組み合わせるだけで、子どもは自分で管理できるようになります。今日からすぐ使える具体的な方法をまとめました。

中3で内申点を上げるために提出物が重要な理由

中学3年生になると、内申点が高校入試で大きな意味を持ちます。内申の算出方法は自治体や学校によって異なるため、正確な割合は学校や教育委員会の情報で確認する必要がありますが、多くの場合、定期テストの点数だけでなく、提出物や授業態度も評価に含まれます。

提出物で損をしている子に共通するのは、次のパターンです。
– 期限を忘れる
– 出したつもりで出していない
– 再提出の指示を見落とす
– 何を出せばいいか把握していない

これらは「やる気がない」のではなく、管理の仕組みがないだけです。頭の中やスマホのメモだけに頼らず、A4の紙1枚で一覧できるようにすると、漏れが激減します。

「提出物チェック表」をA4で作る具体的な方法

準備するものはA4の紙(またはルーズリーフ)とペンだけです。表を手書きでも、パソコンで作って印刷しても構いません。

チェック表の項目(これをそのまま写して使ってください)
– 教科
– 提出物の名前(ワークP.◯◯、プリントなど)
– 期限
– 提出状況(未提出 / 提出済 / 再提出)
– 確認日
– メモ(先生の指示など)

表のイメージ:
教科 | 提出物 | 期限 | 状況 | 確認日 | メモ
国語 | 漢字ワーク | 10/25 | 未提出 | |
数学 | 問題集P.20-25 | 10/26 | 提出済 | 10/20 |
英語 | 英作文プリント | 10/27 | 再提出 | | やり直し

声かけ例1:
「提出物、今週出すものはどれ? チェック表に書き出してみよう」

声かけ例2:
「期限が近いものから赤で囲んでみよう。どれが一番急ぎかな?」

実際に親子で表を埋めながら進めると、子どもが自分の状況を客観的に見られるようになります。

チェック表の使い方(定期テスト前の1〜2週間)

1. テスト範囲が発表されたら、すぐに全教科の提出物を洗い出す。
2. チェック表に全部書き込む。
3. 毎日夕方に表を見て、その日やったものにチェックを入れる。
4. 提出したら「提出済」に変更する。
5. 再提出が出たらすぐに「再提出」欄に移し、期限を書き直す。

声かけ例3:
「今日のチェック表、更新した? 提出済になったものは線を引いて消していこう」

声かけ例4:
「再提出のものは期限を新しく書き直してね。忘れないように表の上の方に移動させよう」

表を目に見える場所(勉強机の前やリビングの壁)に貼っておくと、自然に確認する習慣がつきます。

先生への質問の仕方で評価を上げる

提出物の不明点や、評価の観点を確認するときは、先生に質問するタイミングと言い方が大切です。

良い質問のポイント:
– 授業後や休み時間など、先生が比較的手が空いている時間を選ぶ
– 自分の状況を簡潔に伝える
– 「どうすればいいか」を具体的に聞く

声かけ例5(子どもが先生に言う言葉の例):
「先生、このプリントの再提出の期限を確認したいのですが、いつまででしょうか?」

声かけ例6:
「提出物で評価が高くなるポイントを教えていただけますか?」

声かけ例7(親から子どもへの声かけ):
「先生に聞くときは、まず自分の状況を短く話してから質問してみよう」

質問する習慣がつくと、ただ出すだけでなく「どう出せば評価につながるか」を意識するようになります。

実際の進め方(テスト前の20分ルーティン)

1. 最初の5分:チェック表を見て、今日やる提出物を決める
2. 次の10分:実際に提出物を進める
3. 最後の5分:進捗を表に記入し、翌日の予定を書く

この短いルーティンを毎日続けるだけで、提出物のストレスが大きく減ります。

声かけ例8:
「チェック表を見て、今日はどれを終わらせる? 決めたらタイマーを20分セットしよう」

コピーしてすぐ使えるチェックリスト

以下をそのままコピーして、チェック表の近くや勉強机に貼って使ってください。

□ A4の提出物チェック表を作成した
□ 教科・提出物名・期限・状況・確認日・メモの欄を作った
□ 声かけを「提出物、今週出すものはどれ?」に統一した
□ 毎日夕方にチェック表を更新することにした
□ 再提出が出たらすぐに表に反映することにした
□ 先生に質問するときは状況を短く伝えてから聞くことにした
□ テスト前はチェック表を目に見える場所に貼ることにした

本文中での関連する悩みへの自然な誘導

提出物の管理がスムーズになってきたら、次に気になるのが「定期テスト自体の点数をどう上げるか」です。テスト前の短時間復習ルーティンについては、別の記事で詳しくまとめていますので、後で読み返してみてください。

また、内申点で授業態度も気になる場合は、授業中の発言やノートの取り方を整える工夫も効果的です。その具体的な方法についても書いていますので、必要に応じて参考にしてみてください。

さらに、中3全体を無理なく進めるためのスケジュール管理のコツについてもまとめています。提出物とテスト勉強を両立させたい方は、合わせてどうぞ。

実践するときのポイントとよくある場面

– 子どもが「表を書くのが面倒」と言うとき
 最初は親が一緒に書き、徐々に子ども主導に移行します。完璧な表より「見える化」することを優先します。

– 提出物が多すぎて手が止まるとき
 期限が近いものから3つだけ選び、「これだけは今日やる」と絞ります。全部を一度にやろうとしないのが続きやすいコツです。

– 先生に質問するのが恥ずかしいとき
 最初は友達と一緒に聞きに行くか、質問内容を紙に書いて渡す方法でも構いません。小さな一歩から始めます。

この方法の意外なところは、内申対策なのにA4の紙1枚で管理を完結させる点です。頭の中やバラバラのメモに頼らず、一枚の表に集約することで、子どもが自分で状況を把握しやすくなります。

提出物の管理ができるようになると、子どもは自分からチェック表を見て動き始めます。親が「提出物出しなさい」と何度も言わなくても、表を更新する姿が増えていきます。今日の夕方に、まずA4の紙を1枚用意して表を作るところから始めてみてください。勉強しなさいが、少しずついらなくなっていきます。