2024年、花の都パリで開催されたオリンピック。
その柔道会場で、私たちは一つの歴史的瞬間を目撃しました。
小柄な身体から繰り出される必殺の「巴投げ(ともえなげ)」。
相手が反応する間もなく宙を舞うその鮮やかな一本勝ちは、日本中を熱狂の渦に巻き込みました。
角田夏実選手。日本女子柔道界における「史上最年長金メダリスト」という偉業を成し遂げた彼女ですが、畳を降りたその素顔は、驚くほど等身大でチャーミングな女性であることをご存じでしょうか。
激闘から時が経ち、興奮の熱気が落ち着きを見せ始めた今だからこそ語れる、一人の女性としての「本音」。
33歳を迎えた彼女が見つめるのは、勝利の先にある「結婚」、そして「母になる」という新たな夢でした。
今回は、鉄人・角田夏実選手がふと見せた柔らかく温かい表情と、これからの人生への決意について、じっくりと紐解いていきたいと思います。
