ポジティブの反対語って知ってても子育てには不要ですよ

~財布の中に千円札が一枚だけ、その時あなたは?~

    A:あっ、千円しかナイ!      B:あっ、千円だけアル! 

 概して、物事を「ナイ」と否定的に考えるタイプと、肯定的に「アル」と捉えるタイプがあります。

 例えば、あいにくの雨に、それぞれの事情のケースバイケースは、あっても、嫌だなあと目いっぱいぼやく人もあれば、しゃあないと納得する人もいます。
 

 親は、子供が少しも勉強しない、子供の出来が良くない、親の言うことを聞かない、部屋を少しも片づけない、朝はなかなか起きようとしない
 

 夜は遅くまで寝ようとしない、将来に希望が持てない、毎日毎日ないないな~いの連発。
 

 一方、子どもは親に対して、

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親子関係が薄いって思いたくなくなる秘訣、かな?

 「教える」ということは「伝える」ことなんです。

「教える」ということは、第三者を介して知識や技術を「伝達する」ことです。

 英語を教えるということは、例えば(1)語彙力を増やしそれを強めるための単語の知識と(2)それらを駆使しながら英文を読むという技術を伝えることです。
 あるいは、数学を教えることも同様、数学の公式類に関する知識を伝えそれをやりくりしながら問題を解くという技術を伝えることです。
 これは、古今東西、主に先生と呼ばれる第三者に任されています。

「育てる」ということは「待つ」ことなんです。

 一方、「育てる」ということは全く違う働きを意味します。例えば、庭先の柿の木を早く伸びてとばかりに直接引っ張ったり揺すったりすることは決してしません。
 日の光が十分当たるように、そして雑草を取り除き必要な水と肥料を与え手厚い世話を施します。そして、ひたすらじっと待つのみです。
 これらの世話を吸収しながら背丈を伸ばすのは他でもない当の柿の木自身です。

 が、「子供と正しい親子関係」について今さら聞けないという親は本当に多い
ようです。

 しかし、子供との関係づくりも全く同じです。

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