その時々の学力の度合いを測る(これが正しく理解するべき本来の目的なんですが)本音は実に嫌~な「テスト」。
しかしですよ、テストの 点数がやばい時こそ新しい自分づくりへの願ってもないビッグチャンスなんだって知ってますか。
実は、憎い相手でありながらも、テストって常にちゃんと2つの情報を示唆しているんですよね。
テストに学ぶ2つの情報
1つは、自分の弱い部分、つまり、補強するべき部分です。基礎の確立からさらに類題の演習を経て応用へ発展へ、というあと一歩の部分の有無が「点」として大きな差を生む主因になります。
弱点をほったらかすことは、基礎力の弱化(従って、積み重ねられない)を招き、近い将来必ず総合力のダウンにつながります。
もう一つは、テスト後のあるべき姿勢です。示された自分の弱い部分を重点的に補強することが結果的に直接の実力となります。
徹底的な見直しと十分な反省を踏み台として「点」として現れるまであと一歩の努力を、ということです。
「やり方はわかってたんやけど、計算間違いをしてしまって」。テストの後に、生徒たちがよくいうことです。
特に、数学などは、公式の理解よりもまず計算力が必要です。とりあえず計算ミスをなくす細心の注意力を身につけることが先決です。
各教科も「生き物」
国語や英語という教科は、その努力がすぐに成績結果に現れるものではありません。しかし、授業で扱う一題一題の問題の中から確実に何か(その問題独自のポイント)を身に着けていけば「見えざる力」として確実な結果となって表れてきます。一方、
