計画表、といってもノートの切れっ端に鉛筆でチョコっとメモする程度。こんな横着な(?)子供がいます。「本当にやる気があるのかしら?」とつい疑いたくなってしまいます。
~実行派 > 計画派~
しかし、このような子供達の中にはいったん机に向かうといつまでも離れない、という集中力の持ち主が少なくありません。彼らは、必ずしも計画どおりには勉強を進めません。
興味の赴くままある特定の科目だけに偏って勉強したり、あるいは翌日の分までやってしまったりととにかくムラがありきちんとしていません。
しかし、このような実行力のあるタイプの方を、計画派のタイプよりは支持したいと思います。
計画の前に、実行があるべきなのです。たとえ上手な計画表を作れなくても、実際に自分の気持ちをかき立て集中して勉強できるかどうか、そちらの方が少なくとも小学生から中学校はじめくらいまでは重要なのですから、親は注意してみる必要があります。
達成率80%
子供達は、そうした経験を積み重ねるうちに、自分の能力がどれくらいであるかを知って行くことでしょう。そうして、学年が進むにつれ、自分の力に応じた計画表づくりができるようになるのです。
計画は、100パーセントこなさなければ意味がない、と考えがちな完全主義者的な子供も多いようですが、
