あ~あ、つらいなあ~、だるいなあ~、しんどいなあ~。こんな憂鬱な時、思わず心の拠り所って何だろうって考えることはないですか?
毎日の生活の繰り返しの中で、誰だって一度や二度は(いや、ほとんど毎日?)こんな気持ちに陥ることありますよね。
さらに、その時の嫌~な感情を払拭できないままズルズルと引きずるからストレスとして抱えることになるんですよね。スカッと吹き飛ばして身も心も軽やかになれる方法はないのでしょうか。
こんな時こそ人には誰でも「心の拠り所」的癒しスポットが必要です。どんなに辛いことや苦しいことがあっても、ホッと気持ちが安らぎ新たな気力が沸いて来るというような場所です。
その場所が自分の得意なもの、特技や趣味でもいいのです。一つだけでもあれば十分なのです。特に子供の場合は、自ら好きなものや熱中できるものなど何でもいいんです。それを見つけられるように導いてあげることが大切です。
親は子供が夢中になるものを見極める
これまで何回となく親から次のような悩みを相談されたことがあります。子供が勉強は嫌いだが、クラブ活動は人が変わったみたいに熱心に取り組んでいる。この姿勢を勉強に向けてくれることを願っているという内容です。
当の子供本人は、そのクラブをこれからも続けたいという強い意志があり進学先も関連した学校へ進みたいという希望を持っています。
ところが、家庭では、子供の希望に反対する親、特に母親と口ゲンカの毎日を過ごしているそうです。
私が母親に反対する理由を尋ねると、いくらクラブをがんばっても社会人になった時、経済的な生活ができるという保証がないから、安定した会社に入ってくれる方を望むということです。
その相談に対して私は、「勉強という一面だけで子供を見れば親として悩むかも知れませんが、勉強以外の別なクラブ活動に懸命に打ち込んでいる現実も理解してやるべきです。」と答えています。