私の長年の教育信条は、担当する子供達をあくまで人間味溢れる人間性豊かな人間として成長させることを目指して育てることです。つまり、可能な限り自分の力で考えられる子供、自分で人生を切り開ける子供を育てることが目標です。
子供たちが学ぶ最大事は努力すること
どのような指導であれば、子供達が自主的に物事を考える習慣を身につけることができるかを常に念頭に置いて接しています。私が長い間これを心がけている理由は、子供達が身につけなければならない最大のことは、自分で考え、工夫し、努力する姿勢であると信じているからです。そして、結果として学力が向上すればいいと思います。
「一流」至上主義
しかし、現実として、私の教育信条に対して多少なりとも同調されない場合もあります。それは、とにかくキーワードは「一流」です。いい学校へ、いい会社へ、不自由のないいい暮らしをと自分の人生を保証してくれるのはいい成績であり他に信頼できるものはないと信じ切っている人も少なくありません。