夏休み、自由研究が“ごはん”で終わる本

「自由研究、これでいいじゃん」

そんな声が出そうな一冊でした。

料理の本なのに、
季節まで学べるんです。

『おいしくって、おもしろい! はじめてキッチン』

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しかも、
全ページイラストつき

読みがなまであるので、
料理がはじめての子でも安心です。

「これ、ひとりで作れるかな」

子どもがそう言った時、
正直、少し身構えました。

キッチンは危ないし、
途中で飽きるかもしれない。

結局、親が全部やる流れ。
(あれ、よくありますよね)

でもこの本は、
その不安が少し違いました。

身支度のこと。

道具の名前と使い方。

野菜の切り方。

ごはんの炊き方や、
だしの取り方まであるんです。

「作る前に知れる」
これが大きかったです。

レシピだけ並ぶ本だと、
最初の一歩で止まりがち。

でもこれは、
順番に見ていける。

しかも、
プロセス写真もついている。

「次はこれだね」

「ここまでできたよ」

そんな会話が自然に増えて、
見ているこちらもほっとします。

春は新玉ねぎ。

夏はトマト。

秋冬の野菜は、
なぜ味が濃く感じるのか。

ただ作るだけじゃなく、
季節のことまで入ってくる。

春夏秋冬を、
台所で覚えていく感じです。

これが思った以上に、
親の心にも刺さりました。

スーパーでは一年中、
何でも買える時代です。

だからこそ、
「今の旬」を話す機会って、
意外と少ないんですよね。

ひなまつりのちらし寿司。

端午の節句のかしわもち。

七夕そうめん。

お正月のお雑煮。

「これ、なんで食べるの?」
その一言が出た時が、
転換点でした。

ただの料理本だと思っていたら、
食卓の会話が変わったんです。

作るだけで終わらない。

行事の意味や、
季節の空気まで残っていく。

ここがすごくいい。

さらに、
保存食レシピまで入っています。

梅シロップ。

いちごジャム。

みそ。

食材の色や香りが変わるのを、
観察しながら楽しめる。

これ、
自由研究にもぴったりです。

「なんで色が変わるの?」

「昨日とにおいが違う」

そんな小さな発見が、
ちゃんと学びになるんですよね。

“勉強しなさい”より、
ずっと強いかもしれません。

作って、食べて、
覚えて、話したくなる。

子どもにとっても、
親にとっても嬉しい流れです。

料理の練習にもなるし、
季節も学べる。

行事食にも触れられて、
自由研究のヒントまである。

一冊で何役もこなす本、
なかなかありません。

夏休み前に知れたら、
ちょっと得した気分です。

こういう本が一冊あると、
台所の景色が変わります。

今日は何を作るかだけじゃなく、
今日は何を感じる季節か、
そんな話までできるから。

少し楽しみです。