小学生になると、英語の学習が必須になります。2020年からは小学3年生から外国語活動が始まり、小学5年生からは教科として英語が授業に取り入れられました。
小学校での英語学習だけでは不十分な場合もありますし、将来のためにも英語力を高めたいと思う親御さんも多いでしょう。しかし、どのように家庭で英語を勉強させるか、悩んでいる方もいるかもしれません。
そこで今回は、小学生の英語家庭学習のやり方をご紹介します。無料や有料の教材やアプリ、オンライン英会話など、さまざまな方法を比較してみました。
また、自主学習で英語力を伸ばすコツやノートの作り方なども解説します。この記事を参考にして、子どもの英語学習をサポートしてあげてください。
英語家庭学習のメリットとデメリット
まずは、英語家庭学習のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
メリット
●学校で習った内容の復習や予習ができる
●子どものペースやレベルに合わせて学習できる
●英語に触れる時間や機会が増える
●費用や時間の節約ができる
デメリット
●子どものモチベーションや継続力を保つのが大変
●親自身が英語に自信がない場合、教えるのが難しい
●正しい発音や文法を教えてくれる人がいない場合、間違った知識が定着する恐れがある
英語家庭学習の方法とおすすめ教材
次に、英語家庭学習の方法とおすすめ教材を紹介します。無料や有料の教材やアプリ、オンライン英会話など、さまざまな方法がありますが、子どもの興味や目的に合わせて選ぶことが大切です。また、一つの方法にこだわらず、複数の方法を組み合わせて使うことで、効果的な学習ができます。
無料教材・アプリ
無料で利用できる教材やアプリは、コスパが高く手軽に始められるメリットがあります。しかし、品質や内容にばらつきがあったり、広告が多かったりするデメリットもあります。また、自分で探したり選んだりする手間もかかります。以下におすすめの無料教材・アプリをいくつか紹介します。
ちびむすドリルは、小学生向けの無料プリント教材です。国語や算数などの教科のほか、英語のプリントもあります。英語のプリントは、小学1年生から6年生までのレベル別に、単語や文法、会話などの内容があります。音声も聞くことができます。自宅で印刷して使うことができます。
YouTube
YouTubeは、動画共有サイトです。英語学習に関する動画はたくさんありますが、中でもおすすめなのは、EigoKidsというチャンネルです。このチャンネルでは、日本人の英語教師が、小学生向けの英語レッスンを動画で提供しています。歌やゲームなどを交えて、楽しく英語を学べます。
また、Disney Juniorや[Peppa Pig]などの子ども向けのアニメも、英語字幕や英語音声で視聴できます。子どもが好きなキャラクターやストーリーを通して、英語に親しむことができます。
Duolingo
[Duolingo]は、英語をはじめとする多言語学習アプリです。ゲーム感覚で楽しく学習できるのが特徴です。レベルテストや目標設定などで自分に合ったカリキュラムを作成できます。単語や文法だけでなく、発音や聴解も学べます。ポイントやバッジなどの報酬やランキングなどでモチベーションを高められます。
有料教材・アプリ
有料で利用できる教材やアプリは、無料のものよりも品質や内容が高く、サポートやフィードバックも充実しているメリットがあります。しかし、費用がかかるデメリットもあります。子どもに合わない場合や続かない場合もあるので、無料体験や返金保証などを利用することがおすすめです。以下におすすめの有料教材・アプリをいくつか紹介します。
ハッピーイングリッシュ
[ハッピーイングリッシュ]は、小学生向けの通信教育です。毎月届く教材は、小学校の英語教科書に準拠した内容で、単語や文法だけでなく、会話や発音も学べます。音声CDやDVDも付いています。
また、オンラインサービスでは、オンラインテストやオンラインレッスンなどが受けられます。先生からの添削やアドバイスもあります。
スマイルゼミ
[スマイルゼミ]は、小学生向けのタブレット学習です。国語や算数などの教科のほか、英語学習もできます。英語学習では、単語や文法だけでなく、発音や会話も学べます。音声認識機能やAI機能もあります。オンラインサービスや先生からの添削やアドバイスもあります。
ディズニーイングリッシュワールド
[ディズニーイングリッシュワールド]は、ディズニーのキャラクターやストーリーを使った英語学習アプリです。小学生向けのコースがあり、単語や文法だけでなく、発音や会話も学べます。音声認識機能やAI機能もあります。オンラインサービスや先生からの添削やアドバイスもあります。
オンライン英会話
オンライン英会話は、インターネットを通して外国人の先生と英語で話すことができるサービスです。小学生向けのコースがあるところも多く、レベルや目的に合わせてレッスンを受けられます。発音や会話力を向上させるのに効果的です。しかし、費用がかかるデメリットもあります。
また、子どもが恥ずかしがったり、集中力が続かなかったりする場合もあるので、親御さんのサポートが必要です。以下におすすめのオンライン英会話をいくつか紹介します。
ネイティブキャンプ
[ネイティブキャンプ]は、24時間365日いつでもレッスンが受けられるオンライン英会話です。小学生向けのコースがあり、単語や文法だけでなく、発音や会話も学べます。先生はフィリピン人が中心で、日本語も話せる先生もいます。料金は月額制、回数無制限。無料体験レッスンあり。
レアジョブ
[レアジョブ]は、日本最大級のオンライン英会話です。小学生向けのコースがあり、単語や文法だけでなく、発音や会話も学べます。先生はフィリピン人が中心で、日本語も話せる先生もいます。料金は月額制、回数無制限。無料体験レッスンあり。
キッズデュオ
[キッズデュオ]は、子ども専門のオンライン英会話です。小学生向けのコースがあり、単語や文法だけでなく、発音や会話も学べます。先生はネイティブスピーカーが中心で、日本語も話せる先生もいます。料金は月額制、回数無制限。無料体験レッスンあり。
英語家庭学習のコツとノートの作り方
最後に、英語家庭学習のコツとノートの作り方を紹介します。英語家庭学習を成功させるには、以下のポイントに注意してください。
英語家庭学習のコツ
●子どもの興味や目的に合わせて教材や方法を選ぶ
●子どものペースやレベルに合わせて学習量や難易度を調整する
●子どものモチベーションや継続力を保つために、目標設定や報酬付与などを工夫する
●子どもの成果や努力を認めてほめる
●子どもの学習をサポートするために、親自身も英語に触れる機会を増やす
●子どもの学習をサポートするために、外部の先生やサービスなどを利用する
英語ノートの作り方
英語ノートは、英語学習の記録や復習に役立つツールです。英語ノートを作るときは、以下のポイントに注意してください。
ノートはA4サイズのルーズリーフがおすすめです。分類や整理がしやすく、追加や修正もできます。単語や文法、会話などの内容別に分けて作ります。
それぞれのノートには目次や見出しをつけて、探しやすくします。日付やページ番号を書いて、記録しやすくします。
自分で書いた内容だけでなく、教材やアプリなどから得た情報も書き込みます。音声や動画などの情報は、URLやQRコードなどで参照できるようにします。自分で発見したことや疑問に思ったことも書き込みます。先生や親に質問したり、調べたりして、解決策や答えを書き加えます。
ノートは定期的に見直して、復習します。間違いや不足があれば、修正したり補足したりします。
まとめ
この記事では、小学生の英語家庭学習のやり方をご紹介しました。無料や有料の教材やアプリ、オンライン英会話など、さまざまな方法がありますが、子どもの興味や目的に合わせて選ぶことが大切です。また、一つの方法にこだわらず、複数の方法を組み合わせて使うことで、効果的な学習ができます。
さらに、自主学習で英語力を伸ばすコツやノートの作り方も解説しました。この記事を参考にして、子どもの英語学習をサポートしてあげてください。