部活と勉強の“二刀流”に挑戦!その心構えと時間管理のコツ!

 新学年への準備はできましたか? 学校ではこれから新学年が始まりますね。新しい一年に向けて、何度も前学年の各科目の基礎・基本はもちろんのこと、自分の学習姿勢も見つめ直しおくことが 大切です。
 しっかりと目標を決める最初の重要な時です。

チャレンジ精神を持とう

 人間は、自分にできないと思うことをやれと言われると、とても苦しいですよね。
 「今すぐ 100 ㎞走りなさい」。 そんなこと言われたら、どう感じますか?

「そんなの無理だよ」と感じますよね。 その気持ちは当然です!!!
 そうなんです。「そんなの無理だよ」と感じていることは、どれだけ頑張ってもでき ないです。やる気も出ません。
 だから、最初に気持ちを切り替えるのです。「できない」とか「無理だ」というネガティブ なイメージ(=しかもそれは、あなたの頭が勝手に作り出しているだけのもの)を一度捨てるのです。
 今はちょうど学年が変わり、新しいスタートを切る時期です。チャレンジするには絶好のタイミングです。「完璧にやろ う」と硬く考える必要はありません。
 まずは、「やってみよう」という気持ちで始めましょう。

 学習効果を高める 6 つの姿勢!

 最初に、これらは何度も 見直してください。覚えたからといって安心しないでください。この姿勢を常に心に留めておくことが重要なのです。

1 真剣に集中しながら楽しむ
2 できないという言い訳をしない
3 前向きに明るく自信を持って取り組む
4 目標を常に意識する
5 目標を達成したときの喜びを積み重ねる
6 自分自身のために、そして、他人のために

部活と勉強の“二刀流”のコツ

 文武両道は「目的」ではなく、「手段」です。
 学生時代は自分に合ったことを見つける時期です。勉強と部活の“二 刀流”をおすすめするのは、やりたいこと・できることを発見してほしいからです。
 勉強だけに専念すれば成績は上が るでしょうが、部活と両立して成績を伸ばすのは大変です。
 でも、成績が上がる方法が 1 つだけあります。「締め切 り効果」です。テスト前や提出期限など、限界の状態になると、すごく勉強や作業に集中できたことはありませんか? 部活をしていると勉強時間が少なくなるので、集中力が高まるんです。
 時間に追われることで、優先するべきことを 考えて行動できるようになります。それに、さまざまな経験をして、人間的に成長してほしいです。だか らこそ、“二刀流”に挑戦してほしいと思います。

モチベーションを維持する環境を作る

 モチベーションは、自分の意志よりも、周りの空気や環境が影響します。モチベーションを高めることは、そんなに難 しくありませんが、続けることは大変です。
 頑張ろうと思っても、楽な方向に流れてしまいます。流されないように するには、モチベーションの高い人と一緒にいることが大事です。
 先生に協力してもらったり、親に応援してもらっ たり、友達と互いに刺激しあえるような環境で、受験勉強に取り組むのが理想的です。
 一人で最後までやり遂げられ る人は、めったにいません。だから、グループを作ってクラスで勉強したり、チームで部活の練習をします。「受験は 団体戦」とよく言うのは、受験には雰囲気作りという、チームワークが必要だからなのです。

身近なロールモデルを探す

 進路を決めるとき、部活の先輩の進路に影響されたことはありませんか?部活を頑張ってから合格した先輩の話は、 最も身近な合格ストーリーです。「自分も同じ状況だからできる!」という気持ちになれますよね。部活と同じよう に、勉強でも先輩の方法を参考にしましょう。
 先輩があの学校で楽しそうだったり、部活の強い所で活躍していた りする話を聞いたりすると、大学への目標や、未来の夢もはっきりと見えてくるので、モチベーションが高まります。身近な先輩をロールモデルにするのは、部活をやっている受験生の強み だと思います。

時間を上手に使う

 部活と勉強を両立させるのに一番困るのは、「時間が足りないこと」です。そこで、おすすめするのが「七五三の法則」です。
 1 日を 9 時間と 15 時間に分けます。9 時間は睡眠や食事など生活に必要な時間です。残りの 15 時間を 7・5・3 時間に振り分けます。
 7 時間は勉強、5 時間は部活、3 時間は自由時間です。ただし、これは土日や休日、平日の授業も含めた平均値です。
 部活と勉強を両立する期間は全体で 7:5:3 の比率にすると取り組みやすいと思います。

 レッツトライ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)