「また増えてる……。」
机の上に積まれた参考書を見て、
そうつぶやいた夜がありました。
最初は、子どものためでした。
今の勉強に合う一冊を探しただけ。
でも気づけば、問題集も、
解説本も、暗記本も増えていた。
「これも良さそう」
「こっちの方が伸びるかも」
そうやって足していくほど、
なぜか不安が強くなるんです。
本来は安心したくて買うのに、
心は逆に落ち着かない。
この状態、
実は珍しくありません。
不安の正体は、
知識不足だけではないんです。
むしろ多くの場合、
起きているのは選択の気疲れです。
