「なんで座っていられないの?」
そう言った瞬間、
子どもの目がふっと曇りました。
宿題を始めても、
すぐに消しゴムを触る。
鉛筆をくるくる回して、
また立ち上がる。
「ちゃんとやって」
「早くして」
「みんなできてるよ」
そんな言葉を、
私は毎日のように
口にしていました。
集中できないのは、
やる気がないからだと
思っていたんです。
でも、ある日気づきました。
子どもを止めていたのは、
能力不足ではなく、
見えない圧だったんです。
