「テストで90点を取ったら千円ね」
「ドリルを全部終えたら、お小遣いをあげるよ」
なかなか勉強を始めない子を見ていると、こう言いたくなることがあります。実際、ご褒美を約束した途端に机へ向かう子も少なくありません。
親としては助かります。怒らずに済みますし、子どもも喜ぶ。一見すると、誰も困らない方法に見えるでしょう。
ただ、勉強のたびにお小遣いを渡していると、少しずつ目的が入れ替わることがあります。「わかるようになりたい」ではなく、「お金をもらうために終わらせたい」と考えるようになるのです。
もちろん、一度でもお小遣いを渡したら学習習慣が壊れる、という話ではありません。問題は、ご褒美がないと勉強しない状態が続くことです。
では、なぜそうなるのでしょうか。すでにご褒美制を始めている場合は、どう見直せばいいのでしょう。家庭で無理なくできる方法を順番に考えていきます。
